「内部リンクって、いまいち分からない…」
この疑問を、解決に導きます!
ブログを運営していると必ず目にするのが「内部リンク」という言葉。記事の中に他の記事のリンクを貼るというイメージは湧くけど、内部リンクにどのような効果があるのか分からない方も多いと思います。
実は、内部リンクってブログのPVを増やすうえでめちゃくちゃ役に立つんです。
本記事では、まず内部リンクとは何か?ということを理解して頂き、さらに内部リンクの効果とリンクを貼るときの3つのポイントを徹底解説しました。これを読めば、内部リンクの重要性が分かります!
では、まいります!
内部リンクとは?
まずは、内部リンクという言葉の意味を理解していきましょう。
内部リンクとは、ズバリ「読者にブログを回遊してもらうためのリンク」です!
Google検索などの検索エンジンからブログに訪れる読者は、記事に直接アクセスしてきます。ブログ名で指名検索されるくらい認知されていればトップページにアクセスを集められるのですが、最初のうちは読者がアクセスするのはブログの中のうちの1つの記事になります。
そこで、記事に訪れた読者に対して「この記事の他にも、こんな記事がありますよ」ということを認識してもらうために役立つのが、内部リンク。内部リンクによって、読者は他の記事にも興味を示してくれるようになるのです!
記事を書いていて実感したことがあると思いますが、ひとつの記事ですべてを説明しようとすると、どうしても記事が長くなってしまうんですよね。
例えば、文章の構成を解説している記事では、話の流れからセールスライティングという言葉が登場します。ここで詳しく説明しようと思ってセールスライティングの話を始めてしまうと、そもそも記事で解説していた文章構成の話から、話が大きく脱線してしまいます。
そんなときに役立つのが、内部リンク!
セールスライティングという言葉を解説した記事を別に用意しておいて、その記事のリンクを「セールスライティングについて解説した記事があるので、ぜひご覧ください!」といった展開でリンクを設置することで、話題を脱線させることなく記事を補完することが可能。
このように内部リンクを貼ることで、読者にブログを回遊してもらうことができるのです!
ちなみに、内部リンクを貼ることで得られる効果は、3つあります!
- 読者に別の記事を認識してもらえる
- 文字数を増やさずに記事の内容を補完できる
- 読者1人当たりのPV数を増やせる
これら3つは、ブログを運営する側の目線から捉えた内部リンクの効果です。一方で、読者目線に立ったときでも、内部リンクはとても役立ちます。
もし、記事を読んでいて分からない言葉が登場したとき。本来ならば、またGoogle検索で検索し直す必要がありますよね。でも、内部リンクがあれば、その場でサクッと確認して理解できるようになります。つまり、読者が検索する手間を減らすことができるのです。
読者としては、内部リンクで検索の手間を減らしながら、より理解度を増やせる。ブログを運営する私達としては、その読者の行動によって読者1人当たりのPV数を増やせる。こんな効果が、内部リンクにはあるんです。
内部リンクの意味と効果を理解したところで、次は実際に記事の中に内部リンクを貼るときのポイントについてみていきましょう!
内部リンクのポイント
内部リンクを貼るときには、3つのポイントがあります。それが、コチラ!
- 記事の内容と関連性が高いリンクを貼る
- やたらとリンク数を増やさない
- リンクを貼るテキストにリンク先の内容を明記する
それぞれ、詳しく解説します!
【ポイント①】記事の内容と関連性が高いリンクを貼る
ひとつ目のポイントは、内部リンクと関連性が高いリンクを貼ること!
内部リンクは、ただ貼れば良いってものではありません。これは、読者目線で考えれば簡単に理解できます。
たまに、記事の途中でまったく関係のないリンクが登場しているブログを見たことがありませんか?例えば、ブログの書き方を解説している記事に「WordPressのおすすめテーマ」のリンクが突如として貼られているような状態のことです。
運営している人からすれば、収益に繋げたいからアフィリエイト報酬を得られる記事を貼っているのだと思います。でも、これって、読者目線ではまったく役に立たないリンクですよね。
重要なのは、リンクを貼る記事の内容を補完するリンクを貼ることです!意味のない内容リンクは、単に読者の行動を邪魔するだけ。
「どんなリンクを貼れば、読者の役に立つのか?」
これを考えながら、記事との関連性が高い内部リンクを貼っていきましょう!
【ポイント②】やたらとリンク数を増やさない
2つ目のポイントは、やたらとリンク数を増やさないようにすること!
これもあるあるですが、見出しごとに内部リンクを貼っている人がたまにいます。これが有効なのは、まとめ記事だけです。まとめ記事は、他の記事を紹介することを目的としているので、見出しごとにリンクを貼るのが普通です。
でも、そうではない記事では、リンクの数は絞ったほうが効果的です。なぜなら、リンクを貼れば貼るほど、読者が迷ってしまうからです。
色んな記事に読者を誘導したい気持ちは分かりますが、読者目線では、リンクが多ければ多いほど、答えに行き着くまでに時間がかかってしまいます。これって、読者の気持ちを全然理解していないことと同じなんですよね。
記事の中に貼る内部リンクは、2〜3つにしておくことをおすすめします。これくらいの数であれば、記事の目的を大きく逸脱することを防げます。
【ポイント③】リンクを貼るテキストにリンク先の内容を明記する
3つ目のポイントは、リンクを貼るテキストにリンク先の内容を明記すること!
テキストに内部リンクを貼るとき、よくありがちなのが「こちらの記事」といったテキストにそのままリンクを貼ってしまうこと。
これは、読者目線というよりも、検索エンジンのクローラーに対する施策です。
検索エンジンに記事をインデックスするクローラーは、インターネットに公開されているリンクを辿りながら新しい情報を見つけています。そのときに「こちらの記事」といったテキストにリンクを貼っていると、リンク先の記事の内容を適切にクローラーに伝えることができないんですよね。
例えば、私が書いた「内部SEO対策済みのテーマ」に関する記事の中で、Google検索にインデックスされる仕組みを解説しているので、これを記事の内容を補完するリンクとして貼りたいとき。
「クローラーが記事をインデックスする仕組みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!」
といったリンクの貼り方が、よくあるパターンですよね。
これだと、一部の読者は文脈から想像することができますが、クローラーとしては、あくまで「こちらの記事」というリンクとしてしか認識できないので、関連性のあるリンクなのか否かを判断することができません。
そこで、テキストにリンクを貼るときは、以下のような貼り方がベストです。
「Google検索にインデックスされる仕組みを理解することで、より適切に内部リンクを貼る方法を理解できるようになります。」
こんな感じで、リンクを貼るテキスト自体にリンク先の内容を記載するようにしましょう。こうすることで、「リンクで繋がっている記事には、Google検索にインデックスされる仕組みが書いてある」ということをクローラーに認識させることができるのです。
ちなみに、一部の読者は「こちらの記事」という文章からリンク先を認識することができるとお伝えしたのは、すべての読者がそうであるとは限らないからです。
あなたにも経験があるかと思いますが、記事を読むときにひとつ一つの文章をじっくり時間をかけて読むことって、そんなにないと思います。どちらかと言えば、知りたいことが書いてある部分までスクロールしながら流し読みすることの方が多いのではないでしょうか。
こんな読み方をしている読者の場合、リンクが「こちらの記事」となっていたら一瞬でリンク先の内容を把握することはできませんよね。時間をかけて記事を読む読者なら理解できることでも、流し読みをしている読者には、残念ながら伝わることはありません。
例えば、せっかく収益に繋がる記事の内部リンクを設置していたとしても、一瞬で認識できないのでサラッとスルーされてしまいます。たった一瞬の出来ごとですが、この一瞬が機会損失に繋がってしまうのです。
クローラーにも読者にも、リンク先の内容を適切に伝えるために、テキストにリンクを貼るときはリンク先の内容を記載することを心がけましょう!
内部リンクカードが使えるおすすめテーマ
内部リンクは、テキストにリンクを貼るのが一般的。こんな感じで、文章の色が変わっている部分にリンクが貼られています。
コードで書くと、こんな感じです。
<a href="https://ryoenomoto.com/how-to-create-wordpress-blog/">クイックスタート機能を使ってブログを開設するまでの手順を図解で解説</a>しているので、ぜひの記事を片手にWordPressのブログ開設にチャレンジしてみてください。
内部リンクはテキストに貼るのが一般的ですが、WordPressのテーマによっては、内部リンクをカード型にできるものがあります!
テキストにリンクを貼ると、どうしても目立ちにくいというデメリットがあります。一方で、カード型の内部リンクならアイキャッチ画像も挿入されるため、目立ちやすさは抜群です。
内部リンクをカード型にできるWordPressテーマは数多くありますが、その中でもおすすめなのが「JIN」です。JINには「ブログカード」という機能が搭載されています。ちなみに、当ブログもJINを使っています。
JINは、内部リンクを貼るのがめちゃくちゃ簡単なんです。なんと、リンク記事のURLをそのまま貼るだけ!
プレビューで見てみると、ちゃんと内部リンクがカード型に変わっています。
CSSにコードを追加してカード型にする方法もありますが、実際にやってみると複雑で難しいんですよね。一方で、JINならURLを貼るだけでブログカードに変換されるので、面倒な設定は一切不要!
しかも、ブログカードには「あわせて読みたい」という文字が記入されているので、リンクだと認識してもらいやすいのも特徴です。
内部リンクの効果でもお伝えしたように、内部リンクを貼ることで、読者がブログ内を回遊してくれるようになります。内部リンクを適切に貼ることで、読者1人当たりのPV数を増やすことができるんですよね。
さらに、JINには「内部SEO対策」が施されていることもおすすめポイントのひとつ。
JINは、Google検索セントラルで公開されているようなSEO対策がひと通り設定されています。そのため、将来的に検索エンジンからアクセスを集めたいと考えている方でも、末永く使えるWordPressテーマになっています。
実際に、当ブログではもちろんのこと、累計300万PVを達成したブログ「ミニ四駆改造アカデミー」でも、発売当初からずっとJINを愛用しています。
目立つ内部リンクを設置したい方は、ブログカードが標準搭載されているJINを試してみてください!
まとめ
最後に、内部リンクについておさらいしておきましょう!
読者にブログを回遊してもらうためのリンク
ブログを運営する側にとっても、読者にとってもメリットが多い内部リンク。さらには、記事の中にリンクを貼ってブログのPV数アップを増やすことは、ブログ運営の基本です。
ちなみに、内部リンクを使うことでブログの収益アップにも繋がる方法があります。それが、集客記事に収益記事の内部リンクを貼ること!
読者が目を惹くような集客記事に関連するアフィリエイトリンクがなかったとしても、関連性の高い収益記事を内部リンクとして貼っておくことで、読者を収益記事に誘導することができるのです。
ブログの記事数が増えれば増えるほど、内部リンクで読者を意図的に誘導しやすくなります。つまり、内部リンクをマスターすれば、ブログの収益を一気に増やすことが可能なのです!
内部リンクの意味と効果を理解した方は、集客記事に収益記事の内部リンクを貼ってみて、ぜひ収益アップにチャレンジしてみてください!