「記事を書くときは見出しを設定した方が良いのかな…」
この疑問を、解決に導きます!
見出しの設定って、ちょっと面倒ですよね。私がブログを始めたばかりの頃は、とりあえず本文を書くことで精一杯でした。そのため、見出しの設定は後回しにしていたんです。
これに気づいてからは、記事に見出しを設定するように心がけました。
実際にやってみたところ、見出しを設定することには多くのメリットがあることに気づきました。見出しがあるだけで読者にとって分かりやすい記事に仕上がり、結果として記事が最後まで読まれやすくなったのです。
本記事では、WordPressブログで見出しを設定することで得られる効果を解説するとともに、見出し作りのルールを解説します。これを読めば、見出しを設定する理由とやり方が分かります。
では、まいります!
記事に見出しを設定することで得られる3つの効果
記事に見出しを設定することで得られる効果は、3つあります!
- 一貫性のある内容に仕上がる
- 読者が話題を把握しやすい
- 効率よく記事が書ける
それぞれ、詳しく解説します!
【効果①】一貫性のある内容に仕上がる
ひとつ目は、見出しを設定することで一貫性のある内容に仕上がること!
記事を書く私たちの視点からすると、見出しを設定することが記事の道しるべになることが分かりました。
実際に記事を書き始めてみると分かりますが、最初はタイトルに沿った内容で書いていたにも関わらず次第に話がズレてしまうことが良くあります。
気づいたら、全然違う内容になっている。そのため、次に書く記事のネタとして取っておく。筆の進みが良いときこそ陥る失敗です。これは、「あれも書きたい!これも書きたい!」と思いつくままに文章を書いていることが原因と言えます。
そこで、記事を書く私たちにとって役立つのが見出しを作ること。見出しを先に決めて記事の構成を考えておくことで、話が脱線することを防ぐ効果があるのです。
途中で話が脱線してしまうのは、記事の全体像が見えていないから。一方で、見出しがあれば記事の全体像を把握しながら執筆できるようになります。
慣れていないうちは、見出しを作ることすら大変に感じるかもしれません。でも、毎日記事を書いてきた経験から、やはり見出しを先に作っておくほうが、まとまりある記事に仕上がると分かりました。
しかも、見出しを決めておくことで、記事の執筆も捗るようになります。「あと2個、見出しを埋めれば完成だ!」というゴールが見えるようになるので、ここぞというときの踏ん張りが効くのです。
途中で文章が脱線したり、ネタに尽きてしまったりするような方は、先に見出しを作ってから記事を書き始めてみてください。きっと、これまでよりも上手く記事が書けるようになるはずです!
【効果②】読者が話題を把握しやすい
2つ目は、見出しがあることで読者が話題を把握しやすいこと!
見出しがあると、私たち書き手だけでなく、読者の立場でも良い効果があります。
たまに、見出しがまったく設定されていない記事を見かけるときがあります。こんな記事は、読んでいる途中で何の話をしているのかが分かりにくいんですよね。
そこで、見出しの出番です。見出しがあると「今読んでいる部分に書かれていること」を把握することができるのです!
例えば、今まさにご覧頂いているこの項目では、「読者が話題を把握しやすい」という見出しをつけました。この見出しによって、読者は「見出しがあると話題を把握しやすいのか。何でだろう?」という疑問や目的を持ちながら記事を読むようになります。
このように、これから読む文章に対して何が書いてあるのかを先に把握するだけで、漠然と読んだときよりも内容を理解しやすくなるのです。
見出しが1個もない状態ですべての文章が繋がっていたら、読者も何を目的に記事を読んでいたのかが分からなくなります。最悪の場合、途中で読むのに飽きて離脱してしまうことにもなり兼ねません。
一方で、見出しがあるだけで「今読んでいること」が明確になるので、読者が内容を見失って途中で離脱することを防ぐことができ、滞在時間の改善にも繋がるのです!
ブログで一番大切なのは、読みやすい記事を書くことです。見出しを使って、読者にとって分かりやすい記事に仕上げていきましょう!
【効果③】効率よく記事が書ける
3つ目は、見出しを作ることで効率よく記事が書けるようになること!
これもまた、私たち書き手にとって大切なこと。
見出しを先に考えて全体像を把握しておくことの効果をお伝えしましたが、全体像を把握できるからこそ、ゴールが明確になります。すると、ゴールに向けて効率的に記事を書き続けていくことができるのです。
理由は簡単。途中で余計な文章を書かなくて済むからです!
内容が脱線したことに気づくと、戻って文章を書き直さなければなりませんよね。良い感じに進んでいたのに記事を書き直すとなると、思っている以上に体力を使います。
たとえ失敗しても数をこなすこと自体が大切なのは言うまでもありませんが、それもしっかり目的を持った作業の場合だけです。目的なくフラフラ書いた文章をいくら積み上げても、文章力の向上には繋がりません。
一方で、記事のゴールを見据えていれば、今書くべきことが明確になります。普段、記事を書きながら話が脱線してしまいがちな人こそ、見出しを作るべきです。記事に書くことが明確になるので、ゴールまで一直線で進めるようになるのです。
効率化の観点では、これ意外にも良い効果があります。それが、見出しを作っておくことで記事の執筆をゲーム感覚で進められるようになるということ。
これは、ゲームのクエストをクリアしていく感覚と同じです。最近のゲームでは、クエストをクリアする順番って特にないですよね。あなたも、一覧から好きなクエストを選んでクリアしていくと思います。
ブログも同じ。見出しさえ作っておけば、どの見出しから埋めてもOKなのです!
ひとつ目の見出しを埋めながら、ちょっとネタに困ったなと思ったら、気分転換に3つ目の見出しから書くこともできます。
全体像が決まってない状態では、先の文章を書いてしまうと最後に繋げるのが大変です。でも、見出しがあるからこそ、どこから書いても最後にはちゃんと一貫した内容に繋がるようになるのです!
これ、記事を書くときにめちゃくちゃ役立つんですよね。
見出しを先に考えて記事の全体像を把握していたとしても、ネタに困ることは必ず訪れます。ここで先に進まずいつまでも悩んでいては、時間のムダです。
そんなときも、見出しを決まていれば、あえて先の見出しに移って作業することができちゃいます。別の見出しだと、意外とスムーズに文章を書けるようになったりするものです。
ゲームのクエストのように、やりやすい見出しから埋めていく。これにより悩んで手が止まる時間を減らすことができ、執筆の効率化に繋がるのです!
WordPressブログの見出しの作り方
WordPressブログで見出しを作るときには、ルールがあります。
見出しには「見出し1」や「見出し2」といった種類があるのをご存知でしょうか?それぞれの見出しは、役割があるんです。以下に、役割をまとめてみました。
見出し1 | 記事のタイトル |
---|---|
見出し2 | 大見出し |
見出し3 | 小見出し |
「見出し1」は、記事のタイトルを表すタグ。設定できるのは、1記事の中に一つだけです。WordPressでは、タイトルに入力した文章が自動で「見出し1」に振り分けられます。なお、「見出し2」以降は、記事の中に複数追加してOKです。
見出しは「入れ子構造」になるように構成することをおすすめします。つまり、大きな項目の中に小さな項目を入れていくイメージです。
本記事でも、見出し2と見出し3を使って、それぞれの項目を入れ子構造にしています。
記事の構成は、基本的に「見出し2」と「見出し3」を使います。さらに補足が必要なときには「見出し4」などの小見出しを使っていきましょう。
グーテンベルクでは、見出しを簡単に設定することができます。例えば、見出しを追加したい部分に、ブロックの「見出し」を追加します。
見出しのブロックを追加できたら、実際に見出しを入力します。
見出しの種類を変更した場合は、文章の上にカーソルを置いて「見出しの種類」を選択するだけ。
これで、WordPressのテーマで設定されているデザインが見出しに反映されます。
お伝えしたように、見出し1は自動でタイトルに振り分けられるので、設定は不要です。見出しを設定するときは、入れ子構造を意識しながら、それぞれに適した見出しを選んでいきましょう!
まとめ
- 一貫性のある内容に仕上がる
- 読者が話題を把握しやすい
- 効率よく記事が書ける
見出しを設定するだけで、パッと見で読みやすい記事に変化させることが可能です。最後まで記事を読んで貰うためには、記事の読みやすさが必須の条件。
読者にも自分にも大きなメリットがあるので、見出しは必ず設定しておきましょう!