ブログのコツ

【初心者向け】ブログを収益化できない人に欠けている視点【ユーザー目線】

ブログを収益化できない人に欠けている視点
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「ブログで稼ぎたい!」

この記事にたどり着いた方の多くは、このような夢と希望を持って、ブログを始めたのではないかと思います。でも実際のところ、ブログで稼ぐのはめちゃくちゃ難しいですよね。

それもそのはず。ブログで稼ぐということは、言ってしまえば、自分のお店を構えて商品を売るようなビジネスと同じなんです。

ただ、なぜかブログにおいては、この時点で勘違いされている方が多いんです。

極端に言えば、お店を開店して稼ぐのは相当難しいと想像がつくにも関わらず、なぜかブログになると、初心者であればあるほど稼ぐのは簡単だと考えてしまいがち。これが原因で、「ブログを始めたのに全然稼げない!」と、すぐに諦めてしまう人が多いのが現状です。

実は、このような人たちに共通していることが、ひとつだけあります。それが「ユーザー視点が欠けている」ということ。

本記事では、ブログ初心者の方が稼ぐために最も重要である「ユーザー目線」について、解説していきます!

せっかく苦労してブログを作ったのに、稼げないと途中で投げ出してしまうのは、非常にもったいないと思います。

ブログで稼ぎたいとお考えの方は、何よりも「ビジネスの基本」を学ぶことが大切です。逆に、基本さえ抑えてしまえば、あとは基本を忠実に守って積み上げていくだけ。

これを読めば、ブログで稼ぐために最も重要と言える、ビジネスの基本を学べます!

では、まいります!

ブログで稼ぐために最も重要な考え方

ブログで稼ぐのは、ビジネスと同じであるとお伝えしました。では、ビジネスで儲けるために最も重要なことは、一体何だと思いますか?

その答えが、コレ。

ユーザーの悩みを解決する

この考え方について、詳しく解説していきます!

顧客が本当に欲しいものは何か?

例えば、ビジネスとして商品を売っている会社は、何を売っているのか、分かりますか?単に、商品を売っているだけでは、答えとして相応しくありません。

この答えは、ユーザーが悩んでいることを解決できる方法を売っているということです。

ユーザーの悩みを解決できる方法を売る

例えば、ドリルを売っている会社があるとします。この会社がターゲットにしているのは「ドリルが欲しい人」ですよね。

でも、果たして本当に、ドリルを買う人はドリルが欲しいのでしょうか?

「ドリルが欲しくてドリルを買うんだから、そんなの当たり前だ!」と思った方。残念ながら、それでは答えとして正しくありません。

ドリルが欲しい人の心理を突き詰めていくと、その答えが見つかります。

ドリルが欲しい人は「穴」が欲しい

実は、ドリルが欲しい人は、ドリルが欲しいのではなく、穴が欲しいんです!

単にドリルが欲しいだけの人は、ドリル集めを趣味としているドリルマニアです。でも、多くの人はドリルマニアではなく、どこかに穴を開けたいからドリルを購入するんです。

この考えは、ブログを書くうえでも非常に重要です。

ブログで商品を紹介しても売れないと嘆いている人の多くに共通しているのが、単に商品の機能やスペックだけを紹介する記事を書いている人。

そんな記事の書き方では、商品は売れません。ぶっちゃけ、そのような情報は公式サイトに任せればOK。

あなたが作った商品ならまだしも、アフィリエイトのように誰かが作った商品を売りたいなら、その商品を購入した人が、どんな悩みを解決できるのかを伝えることが重要なのです!

つまり、アフィリエイトでドリルを売りたいなら、ドリルを購入したらどのような穴が開けられるのかを明確にすることが大切だということ。

訴求文章の良い例・悪い例

以上を踏まえ、実際にドリルを紹介する訴求文章の例を2つ紹介します。悪い例と良い例の違いを比べてみてください。

ドリルをお探しの方に、おすすめのドリルが〇〇!〇〇ドリルは小型で軽量。さらには5本のドリル刃が付属。初めてドリルを買う人向けの入門セットです!

DIYで木材に穴を開けるドリルをお探しの方。〇〇ドリルを使えば、木材に直径〇cmの穴を簡単に開けることができます。さらに、ワンタッチで交換可能なドリル刃も付属。このセットひとつで、〇cm〜〇cmまでの穴を開けることができちゃいます!

悪い例は、ブログ初心者の方に良く見られる文章です。この文章では、ドリルの大きさや重さ、セット内容など、「ドリルの機能」として優れている点に、焦点を当てていることが分かりますね。

違和感はない文章かもしれませんが、特に有益な情報が書かれていません。ぶっちゃけ、誰でも簡単に書ける、特徴が全くない文章だと言えます。

一方で、良い例はどうでしょう?

「DIYで木材に穴を開けるドリルをお探しの方〜」と書き始めることで、「木材に穴を開けたい」という、ドリルを購入するきっかけを突いています。

この文章で、ユーザーには記事の内容を「自分事」として捉えてもらうことを狙っています。そうすることで、ユーザーがその先の文章を読む「準備」が整うので、より深く文章が刺さるんです。

ユーザーの準備が整ったところで、木材に穴を開けたい人が、次に知りたい情報は何だと思いますか?

多くのパターンが考えられますが、その中でも最も知りたいと思われることが、「どのくらいの穴が開けられるのだろうか?」ということ。

ユーザーがこの疑問を抱くことを前提に「直径〇cmの穴を開けられます」と、疑問に先回りした答えを提示しています。さらに、付属のドリル刃を使えば、大小さまざまな大きさの穴までカバーできることを伝えています。

まとめ

このように、単にドリルを売ろうと考えるのではなく、購入する人が解決したいであろう悩みを考えながら文章を書くことが大切です。そうすることで、ユーザーが商品ページにアクセスするきっかけを提供することができるのです。

実は、このドリルのネタは、マーケティング分野ではとても有名な話。マーケティング入門書のベストセラー「ドリルを売るには穴を売れ」にて、詳しく解説されています。

ブログで商品を売ることはビジネスと同じでありることが、お分かり頂けたのではないでしょうか?本記事でお伝えしたとおり、ブログにはマーケティングスキルが求められているのです。私自身、「ドリルを売るには穴を売れ」を読んでマーケティングの基礎を学んだことで、本記事で紹介したような知識を手に入れることができました。

本書は、ブログで商品を売りたいと考えている方の必読書。機会があれば、ぜひ一度手にとってみてください!