私が趣味でやっているミニ四駆は、コースに合わせてセッティングすることが醍醐味の一つ。市販のパーツを加工して改造することで、より速く走るようになります。
しかしながら奥が深いもので、どんな改造をするとマシンが速くなるかは実際のところやってみなければ分かりません。どれだけ頭の中で考え抜いたセッティングでも、実際に走らせてみると、実はとても遅かったということがよくあります。
失敗してみて、初めて分かることがほとんどなのです。でも、その失敗が経験となって次のセッティングに活かせることがほとんどです。
つまり、頭の中で考えているよりも、実際にやってみた結果を元に次の行動を決めるのが正解に一番の近道と言えるのです。ひと言で表現するならば、トライアンドエラーです。
簡単に口にできる言葉ではありますが、実際にやってみるにはそれなりの体力と根気が必要です。でも、トライアンドエラーを何度も繰り返すことで、失敗から学ぶことができるようになるのです。
子供の頃は興味を持ったことに対して、何も考えずに片っ端から試していたはずです。でも、大人になると、良くも悪くも頭で考えるようになって、それがいつしかトライすることの足枷となっていた気がします。
思いついたことは、結果を心配する前にとりあえずやってみる。やってみて、ダメなら微調整しながらまたトライする。トライアンドエラーの重要性を、ミニ四駆のセッティングから学ぶことができました。