目標を定めると、目標達成までにどのようなルートを辿れば良いのかということに時間を費やしてしまい、結局全然進んでいないという経験はありませんか?
これを解決するには、とりあえずやってみる精神が大切です。なぜなら、目標までの道のりを徹底的に考え抜いたところで、想像通りに物事が進むことはほとんどないからです。
大枠としてゴールまでの方向性は合っているものの、細部にわたっては都度新たな問題が生まれたり想像もしていなかった障壁が現れたりするので、自分の理想どおりに進められなくなるのです。さらには、それらの障壁は自分がこれまで経験したことがないことが起こるのが世の常です。つまり、どれだけ悩んだところで、それはあくまで自分の想像でしかないということ。
しかも、将来を計画するときは、ついつい自分の都合の良いように解釈してしまいがちなんですよね。悪いことが起きたとしても、自分が対処できるようなことしか想像しない。上手くいくときは、2割増で算定する。
これらの計画に、何の意味があるのでしょうか?と言いたいところですが、残念ながら多くの人はこの計画に多大なる時間を費やしているのが現実です。
ぶっちゃけ、計画を立てていると言いながら仕事をしている人は、仕事をしていないのも同然です。計画を作ることには、何の生産性もないのです。にも関わらず、念入りに計画を立てるのが当たり前の風潮になっている。それだけ念入りに計画を立てるなら、実施後の振り返りも念入りにやるべきだと思うのですが、これも逆で、終わったことに対しての振り返りをする人はほとんどいません。
話が脱線しましたが、目標を定めるときは細部ではなく大まかな方向性だけを決める。あとは、進めながら軌道修正をしていけば良いのです。問題が発生したら、都度その場で対処する。これが、目標達成までのあるべき姿です。