ブログを始めた当時、2,000文字程度の記事を書くだけで6時間もの時間をかけていた私ですが、今となっては10分の1以下の時間で記事を書けるようになりました。
例えば、このコラム。1記事800文字〜1,000文字程度のショートコラムですが、1記事を書き上げるためにかかる時間は、だいたい10分〜15分程度です。つまり、1時間あたり4,000文字くらいのスピードで文字を生産しています。
ブログを始めた当初は1時間あたり300文字程度の生産量だったので、当時と比較すると執筆スピードは10倍以上になったわけです。10分〜15分で1記事を仕上げることができるので、最近は通勤で電車に乗っている時間に1記事を書き終えることができています。
昨日のコラムで話をした「諦めずにコツコツ練習することが最短で成長するための秘訣」と関連する話ですが、これだけ処理スピードが上がったのも、当然ながら繰り返し続けていたからこそ、実現することができたのです。
とは言っても「毎日記事を書いていたのか?」と聞かれれば、そんなことはありません。
もちろん、毎日記事を書きたいと思ってはいますが、そう上手くはいきません。毎日記事を書いていたかと思えば、急に記事を書くことが嫌になって、半年以上、一切記事を書かなくなったこともあります。
それでも、また始めてみると、以前のようにスラスラ記事を書けるようになっているのはもちろん、むしろ以前より執筆スピードが上がっているような気がします。
これは、私の趣味であるギターにも当てはまるのですが、一時的に全く弾かない期間があったとしても、辞めなければそのスキルは維持されるということ。つまり、毎日継続できなかったとしても成長が止まるだけで、それまでに身につけたスキルがゼロに戻ってしまうことはないのです。
スキルは、やれば伸びる。やらなければ、止まる。とてもシンプルなのです。
なので、たとえ毎日続けることができなかったとしても、焦る必要はありません。私も5ヶ月ぶりに記事を書き始めてみたら、以前よりも執筆スピードが上がりました。
気負いせず、やりたいと思ったときにやる。このくらいのスタンスで取り組むことが、結果として長期にわたって続けるコツではないでしょうか。