コラム

自分の問題と相手の問題を分けて考えることがストレスを減らすコツ

自分の問題と相手の問題を分けて考えることがストレスを減らすコツ
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あなたは、自分の力が及ばないことに対して悩んでいませんか?

例えば、仕事で複数の部署との調整が必要な案件を担当したとき。担当である自分は各部署と波風を立てないように調整しようと考え、各部署の担当者がどのように動けば良いのかということまで考えてしまうことがあります。

しかし、実際のところ、この方法はあまり上手くいきません。なぜなら、自分は相手の部署の内情までは分からないからです。

表面上の部分だけで動き方を想定しても、実際に話を進めてみると思ったようにいかないのは当たり前。各担当者には、各担当者の立場や考えがあるからです。それなのに、あなたの頭の中でだけ上手く進行しても意味がないのです。

もし、どうやって仕事を進めれば良いのかが分からないというときは、自分ができる範疇のことだけを考えてみることをおすすめします。

例えば、各部署に意見集約を求めるとき。反対意見が出ないかと不安になることがあるかもしれませんが、それは相手の問題です。別にあなたが何かをしたところで、相手が反対意見を持っていれば出てきてしまうものなのです。

他には、関係する部署内で誰を担当にするのか。こういったことも相手の部署内の問題なので、あなたが考える必要はないのです。

このように、自分の問題と相手の問題に分けて考えることで、自分が本当に考えなければならないことや考えなくて良いことが分かるようになります。答えが出ない問題は、たいてい自分が答えを出さなければならないことではなく、相手の問題です。

あなたがいくら考えてもどんな答えが出てくるのかは分かりません。これを考え続けると、ストレスになります。逆に、自分が考えるべきではない問題を切り分けられると、その分ストレスを減らすことができるのです。

今考えていることは、あなたの問題ですか?相手の問題ですか?自分で調整可能な問題だけに集中することが、上手くストレスを減らすコツです。