「ブログを開設したあとの記事の書き方を知りたい…」
この疑問を、解決に導きます!
まだの方は、ブログの開設方法を図解で紹介しているので、ぜひご覧ください。
WordPressって一見すると難しそうですが、慣れればなんてことはありません。むしろ、記事を装飾したりリンクを貼ったりといった機能が揃っているので、一度覚えてしまえば見た目的にも綺麗記事を書けるようになるんです。
本記事では、WordPressを使ってブログの記事作成から投稿までの手順を解説しました。これを読めば、WordPressでブログを書く方法が分かります!
では、まいります!
記事の書き方【5ステップ】
まずは、ブログの記事を書く方法を解説していきます!記事を書く手順は、以下のとおりです。
- 記事の作成画面を開く
- タイトルを書く
- 見出しを作る
- リード文(導入文)を書く
- 本文を書く
それぞれ、詳しく解説します!
【執筆手順①】記事の作成画面を開く
早速、記事の作成画面を開いてみましょう!
左側にある「投稿」→「新規追加」から作成画面に移ることができます。
これが、記事の作成画面です。
この画面から、実際に記事を書いていきます!
【執筆手順②】タイトルを書く
まずは、記事のタイトルから決めていきましょう!
タイトルは、作成画面の上部にある「タイトル」という枠に書きます。
タイトルを先に決めておくことで、記事で書く内容を明確にすることができます。タイトルの書き方に決まりはありませんが、検索エンジンに記事を表示させるには、タイトルにキーワードを含めることが鉄則です。
ここでは、本記事のタイトルを入力しておきます。
より詳しく知りたい方は、タイトルの決め方について解説した記事をご覧ください。
【執筆手順③】見出しを作る
タイトルが決まったら、次は記事の構成を考えていきましょう!
記事を書き始めると分かりますが、文章を書いていけばいくほど話が脱線してしまいがちなんですよね。そこで、記事にどんなことを書くのかを、見出しを使ってあらかじめ決めておくことをおすすめします!
例えば、本記事ではタイトルを決めたあとに、以下のような見出しを考えました。
- 記事の書き方【5ステップ】
- 記事を投稿する方法【3ステップ】
- まとめ
まずはこれらの見出しを、記事の中に設定していきましょう!
最新のグーテンベルクでは、ブロックエディターという機能が搭載されています。見出しや段落など、それぞれの役割ごとにブロックを作って文章を書いていきます。
まずは、見出しを作りましょう。
見出しの数だけ繰り返して、記事の全体像を作っていきます。
次に、文章を書くための段落です。見出しの下に、段落を追加していきます。
これで、記事の大枠が完成しました。
ちなみに、見出しの作り方にはルールがあります。作成した見出しを選ぶと「見出し1」や「見出し2」といった数字がついているのが分かります。
これらの数字は、見出しの種類を表しています。以下に、見出しの基本的なルールをまとめました。
見出し1 | 記事のタイトル |
---|---|
見出し2 | 大見出し |
見出し3 | 小見出し |
「見出し1」は、記事のタイトルを表すタグなので、設定できるのは1記事の中に一つだけ。WordPressでは、自動でタイトルに入力した文章が「見出し1」に振り分けられます。
ちなみに、「見出し2」以降は、記事の中に複数追加してOKです。
見出しは、大きな項目の中に小さな項目を入れていく「入れ子構造」にするのがベスト。本記事では、こんな構造になっています。
ブログはもちろんのこと、書籍などもこのような入れ子構造で見出しが作られています。目次を見てみると、大項目の中に小さな項目が複数あるのが分かりますね。
【参考】入れ子構造になっている目次
引用:セールスコピー大全
このように、見出しを入れ子構造にすることで、読者の方も何が書いてあるのかを把握しやすくなります。見出しの設定は目次を作成するときにも影響するので、ルールに沿った見出し作りを心がけておきましょう。
【執筆手順④】リード文(導入文)を書く
記事の全体像が出来上がったら、実際に文章を書いていきましょう。
ますば、記事の冒頭から。ブログでは、記事の最初にある文章のことをリード分と言います。導入文と同じ意味です。
リード文には、以下のような内容を書いていくのがおすすめです。
- 記事にどんなことが書いてあるのか
- 記事を読むと何が分かるのか
リード文は、記事にアクセスした読者が一番最初に読む部分です。ここでしっかり読者の心を掴まないと、すぐに離脱されてしまいます。逆に、ここで読者の心を掴むことができれば、その先の内容も読まれやすくなるのです。
リード文には、記事の内容はもちろん、記事を読んだあとにどうなるのかを明確に書き記すことが大切です。あなたが記事で伝えたいことをしっかり記載しておきましょう!
リード文の書き方について詳しくまとめた記事があるので、ぜひご覧ください。
【執筆手順⑤】本文を書く
リード文を書いたあとは、メインの本文を書いていきましょう!
さっき作った見出しに沿って、文章を書いていきます。文章を書くのは、見出しの下に追加した「段落」のブロックです。
本文は、あなたが記事で伝えたいことを思う存分書いていきましょう。
慣れないうちは、記事をひとつ書くだけでも非常に多くの時間がかかります。なので、ゼロから記事を仕上げようとすると、途中でネタに詰まって作業が進まなくなってしまうんですよね。
ここで、さっき追加した見出しが効果を発揮します!
先に見出しを決めておくことで、穴埋め感覚で記事を作っていくことができるのです。このようにゲーム感覚で記事を作っていくことは、これから記事をたくさん書くうえで非常に有効です。
本文を書き終わったら、あとは記事を投稿するだけです!
記事を投稿する方法【3ステップ】
ここでは、書いた記事を実際に投稿するやり方について解説していきます。
- パーマリンクを設定する
- アイキャッチ画像を設定する
- 記事を投稿する
それぞれ、詳しく解説します!
【投稿の手順①】パーマリンクを設定する
記事を投稿する前に、忘れてはならないことがあります。それが、パーマリンクの設定です。
パーマリンクとは、記事のアドレスのこと。右上にある「投稿」→「パーマリンク」で設定することができます。
ここで入力した文字列が、記事のアドレスになります。パーマリンクには、記事の内容を表す単語を入力するのが王道です。
例えば、本記事のタイトルは「WordPressブログの記事の書き方」です。この内容を表すワードとして、パーマリンクは「howto-write-article」と入力しています。
パーマリンクの入力には、2つのポイントがあります。
- パーマリンクは英単語で入力する
- 単語同士をハイフンで繋ぐ
パーマリンクは、必ず英語で入力しましょう。日本語でも入力することができるのですが、日本語で入力した場合、勝手に文字列がエンコードされ、非常に長い文字列に置き換えられてしまいます。
このような文字列のアドレスを、あなたはクリックしようと思いますか?ちょっと、躊躇してしまいますよね。読者の立場から考えると、やはり分かりやすい文字列にするのがおすすめです。
基本的には、タイトルに含むキーワードを入力すれば問題ありません。この記事では「WordPress・記事・書き方」というキーワードを含んでいるので、それを英語に置き換えて「wordpress-howto-article」としています。
これは、Googleが提供している開発者向け解説ページ「Google検索セントラル」でも言及されています。
URL では区切り記号を使うと効果的です。区切り記号により、ユーザーや検索エンジンがURL に含まれるコンセプトを簡単に識別できるようになります。
推奨 – URL 内のキーワードを区切り記号で区切る:
https://www.example.com/green-dress非推奨 – URL 内のキーワードをつなげている:
https://www.example.com/greendress
なお、英単語を繋ぐときにはハイフンが良いのか?アンダーバーが良いのか?といった議論もあります。実は、これに関してもGoogle検索セントラルに記載があります。
URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
推奨 – ハイフン(-):
https://www.example.com/summer-clothing/filter?color-profile=dark-grey非推奨 – アンダースコア(_):
https://www.example.com/summer_clothing/filter?color_profile=dark_grey
以上のことからも、パーマリンクはキーワードをハイフンで繋いで入力することをおすすめします。
ちなみに、WordPressを作ったままの初期設定状態では、「https://ryoenomoto.com/投稿名
」のような文字列にする設定になっています。そこで、よりシンプルなパーマリンクにできる設定に変更しておきましょう!
「ダッシュボード」→「設定」→「パーマリンク」に移動します。
初期設定では、「投稿名」になっているのが分かります。これはつまり、記事のタイトルがアドレスになるということ。
この状態では、カテゴリーを変更したくなったときに手間がかかるのと、文字列も長くなってしまうというデメリットがあります。そこで、よりシンプルなパーマリンクにできるよう設定を変更しましょう!
パーマリンクの「カスタム構造」を選択して、枠内に「/%postname%/
」と入力します。これで、記事を公開したときはあなたのドメインの直後にパーマリンクをつけたアドレスになります。
例えば、本記事では以下のようなアドレスになっています。
https://ryoenomoto.com/howto-write-wordpress-blog/
これで、パーマリンクの設定は終了です!
【投稿の手順②】アイキャッチ画像を設定する
続いて、アイキャッチ画像の設定です!
YouTubeのサムネイルのように、ブログの記事にもサムネイル画像を設定します。ブログでは、アイキャッチ画像という言い方が一般的です。
アイキャッチ画像を設定しておくと、ブログのトップページで一覧で表示されたときに、画像が並ぶようになります。
さらに、ツイートにリンクを貼ったときにも、このアイキャッチ画像が反映されるようになります。
アイキャッチ画像は、その名のとおり読者の目を惹くための画像です。アイキャッチ画像を設定するだけで記事のクリック率がアップするので、必ず設定することをおすすめします。
アイキャッチ画像は、写真を撮ってそのまま設定する方法もアリですが、余裕があれば専用の画像を作ってみましょう!Canvaなどの画像作成ツールを使えば、文字や写真を選ぶだけで簡単にアイキャッチ画像を作ることが可能です。
Canvaには、Canva Proという有料サービスがありますが、まずは無料版で充分です。
有料版なら無料版にはない写真が追加されるので、他の人と差別化したアイキャッチ画像を作りたいときは有料版のCanva Proを契約することをおすすめします。
アイキャッチ画像は、右側の「投稿」→「アイキャッチ画像」から設定することができます。
作成したアイキャッチ画像をアップロードして、選択するだけでOK!
上にある「プレビュー」ボタンを押すと、記事にアイキャッチ画像が反映されたことが分かります。
これで、アイキャッチ画像の設定が完了です!
【投稿の手順③】記事を投稿する
最後に、仕上げた記事をブログに投稿しましょう!
右側の「投稿」から、「公開する」を選択すれば、記事が投稿されます。
WordPressでは日時を指定して記事を投稿する「予約投稿」機能もあります。予約する場合は、「投稿」タブの「公開」→「今すぐ」から指定します。
投稿が完了したら、トップページを確認しましょう!
これで、あなたのブログにも記事が投稿されました。お疲れ様でした!
まとめ
まず、記事を書く流れから。
- 記事の作成画面を開く
- タイトルを書く
- 見出しを作る
- リード文(導入文)を書く
- 本文を書く
続いて、記事を投稿する流れ。
- パーマリンクを設定する
- アイキャッチ画像を設定する
- 記事を投稿する
手順だけ見ると簡単そうに見えますが、実際にやってみると記事を書くことの大変さに気づくはずです。実際に私がブログを始めたばかりの頃は、記事をひとつ仕上げるだけで5〜6時間はかかっていました。
ただ、最初はみんな同じように時間がかかってしまうもの。慣れてくれば、2,000文字くらいの記事であれば1時間もかからずに書けるようになるはずです。
最初は、執筆スピードよりも、単純に「記事を書いて投稿する」ことだけを考えていけばOK。記事を書いていると「これで大丈夫かな…?誰か読んでくれるかな…?」といった不安から、投稿の手が止まってしまうはずです。
ブログって、記事を投稿しない限り成果が出ることはありません。しかも、読まれるか否かは実際に投稿してみないと分からないんですよね。つまり、記事を書きながら不安に感じていることは、記事を投稿する前に考えたところでどうにもならないんです。
だからこそ、まずは記事を投稿してみることをおすすめします!
記事を書いて投稿して、読者の反応を見ながら微調整していく。これがブログで一番早く成長するためのコツです。悩む前に手を動かす。これを意識して、早速記事の作成に取り掛かっていきましょう!