ブログの基本

稼ぐブログの必須スキル!セールスライティングの書き方

稼ぐブログの必須スキル!セールスライティングの書き方
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「ブログで稼ぐには、どうやって記事を書けばよいんだろう…」

この疑問を、解決に導きます!

ブログで商品を紹介しても、まったく売れない…。これは、すべてのブロガーに共通する悩みですよね。私自身、ブログを始めたばかりの頃は、記事の中で商品を紹介してもまったく売れないという時期がありました。

ただ、残念ながら、商品が売れなければブログの収益は増えません。逆に言えば、記事から商品を売ることさえできれば、ブログの収益を一気に加速させることができるのです。

まず、結論からお伝えします。「売れる記事」を書くために最も必要なことは、セールスライティングです。セールスライティングを身につけられれば、ひとつの記事からたくさんの商品を売ることが可能です。

私のメインブログ「ミニ四駆改造アカデミー」では、Amazonなどの物販アフィリエイトを主な収益源としています。このブログに貼ったリンクを介して購入された商品の合計額は、2021年の1年間で1,000万円を超えています。

発送済み商品売上1,000万円Amazonアソシエイト発送済み商品売上1,000万円(2021年)

これほどまでに商品を購入されるようになった最大の理由が、言うまでもなくセールスライティングを学んだからなのです。

本記事では、稼げるブログに必須のセールスライティングの書き方について、Amazonアソシエイトで年間1,000万円を売り上げる筆者が解説します。これを読めば、ブログから商品が売れるようになって、あなたのブログを稼げるブログに変化させることができます!

では、まいります!

セールスライティングの書き方

ブログから商品を売るために最も重要となるのがセールスライティング。

ここからは、セールスライティングの書き方を3つのステップで解説していきます。それが、コチラ!

セールスライティングの書き方
  1. ターゲットを明確にする
  2. 商品のメリット・デメリットを記載する
  3. あなたの体験を伝える

それぞれ、詳しく解説します!

【ステップ①】ターゲットを明確にする

ひとつ目は、ターゲットを明確にすること。

セールスライティングで最も基本と言えることが、ターゲットを明確にしておくことです。なぜなら、「この記事は、〇〇な人に向けた記事です」ということを明確にすればするほど、相手の心に刺さるようになるからです。

ターゲットが明確に定まっていないと、不特定多数の人に向けて記事を書くことになります。すると、ブログを読んでいる人の視点では、どこか「他人ごと」のように感じてしまうんです。

あなたも他人のブログを読んだとき、薄っぺらい情報だけをまとめて、上っ面のデザインだけ整えたような記事を見たことがあると思います。そんな記事を書いたところで、残念ながらいつまで経っても売れる記事にはなりません。

ただ、一方で、あなたが本当に悩んでいるときに見つけた記事を思い出してみてください。

例えば、ブログの作り方が分からないと本気で悩んでいるときに読んだ記事をきっかけに、ブログ運営に関する参考書籍を購入したことがあるかもしれません。きっと、その記事では「ブログを作りたいけど作り方が分からない人」を明確なターゲットとして、解決策でブログ運営に関する参考書籍を提案していたはずです。

これこそが、まさにターゲットを明確にしたセールスライティングと言えるのです。

ターゲットを明確にしているからこそ、悩んでいるユーザーからしてみれば「自分の悩みを解決するためにピッタリな記事」であると感じるようになるのです。すると、言わずもがな、提案した商品が売れるのです。

商品を売るためには、まず読者の悩みを解決してあげることが大切。そして、悩みを解決できる記事を読者により刺さる記事にするために、ターゲットを明確にすることが必要なのです。

これで、ターゲットを明確にすることの理由がお分かり頂けたと思います。

【ステップ②】商品のメリット・デメリットを記載する

2つ目は、商品のメリット・デメリットを記載すること。

商品を売りたいがために、メリットばかりを羅列している記事を見かけることがあります。実はこれ、商品を売る記事としてはあまり良い方法ではありません。

読者が知りたいのは、商品のメリットだけではありませんよね。その商品を使ったときのデメリットについても知りたいのが本音です。

ぶっちゃけ、メリットだけなら商品の公式ページを見れば一発で分かるんです。公式ページには商品の機能や特徴がたくさん書かれていますよね。でも、一度考えてみてください。読者が公式ページではなく、あなたが書いた記事を読む理由を。

もしあなたの記事に、公式ページに書かれていることがそのまま書かれているだけなら、読む価値はありません。一方で、メリットばかりではなくデメリットも書かれていたら、どうでしょう?実は、その内容こそが読者が本当に知りたかった内容だと言えるんです。

商品の購入に悩んでいる方って、本当は何に悩んでいると思いますか?

この答えは「失敗したくない」という気持ちです。お金を払って購入するものに対して、失敗をして損をしたくないという心理が、裏に潜んでいるんです。

商品を購入してメリットがあるのは当然。でも、せっかくお金を払って商品を購入したのに、イマイチ自分には合わなくて使いにくく感じてしまったら、最悪ですよね。だからこそ、失敗したくないんです。

つまり、読者はデメリットに対して敏感であるとともに、事前にデメリットを把握しておくことで、メリットとデメリットを天秤にかけながら購入を検討するということ。

だからこそ、メリットだけでなくデメリットも使えることに価値があると言えるのです。

【ステップ③】あなたの体験を伝える

3つ目は、あなたの体験を伝えること。

2つ目のポイントであったメリットやデメリットを記事にするときと同様に、あなたがおすすめしている商品のどこが良かったのか。実際にあなたが経験したことを伝えることが大切です!

実は、私のブログからたくさんの商品が売れるようになったのは、きっかけがあります。それが「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」という一冊の書籍です。

私がブログを始めたばかりの頃。今この記事を読んでいるあなたと同じように、ブログでアフィリエイト商品を売りたいのに全然売れない…ということに悩んでいたんです。

それこそ、商品を訴求する文章を都度変えてみるのはもちろん、マイクロコピーと呼ばれるキャッチコピーの手法を試してみたりと、セールスライティングの方法として言われていることは片っ端から試してみたんです。

でも、まったく売れなかった。

私も、今でこそツイッターでブログの作り方やコツなどを発信していますが、ブログを始めた頃は、逆にツイッターで情報を収集する側でした。毎日のように有名なブロガーさんのツイートを自分のブログに活かすべく、血眼になって読み込んでいたんです。

その一方で、同じ時期にブログを始めた方の収益報告がめちゃくちゃ気になっていました。

ツイッターでは、ブログを始めてからたったの1ヶ月で数千円稼げたとか、半年で数万円という数字が飛び交っています。それを見るたびに「なぜ自分だけ、こんなに上手くいかないのか…ブログのセンスがないのかな…」と落ち込んでばかりいたんですよね。

ぶっちゃけ、ブログを書くことすら嫌になっていた時期でもあります。ブログの収益が上がらないことが、これほどまでのストレスになっていたのです。

ブログが上手くいかなくてどん底にいたとき、たまたま見つけた本が自分のブログ人生を変える大きなきっかけとなった「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」なのです。

この本は、マーケティングに関する知識をマンガ形式で解説しています。私は、普段から本を読むのが苦手だったので、マンガ化された書籍をよく読んでいたんですよね。

マンガとして視覚的に捉えると、記憶にも残りやすくて便利なんです!この本も、よくあるマーケティングの基本を解説したもので「マーケティングが1時間で分かる!」というキャッチコピーに惹かれて、読んでみることにしました。

ぶっちゃけ、内容にはそれほど期待せずに選んだ本だったのですが、この本に書かれていたひと言が、当時の私に衝撃を与えたんです。ここで、その一文を紹介します。

マーケティングってのは「頑張らなくても売れる方法」なんです。

引用:これ、いったいどうやったら売れるんですか?

冒頭でいきなりこのワードが出てきて「なんじゃこりゃ。」と思いました。「そんなこと、あるわけねーだろ!」って心の中で叫んでいました。

ただ、これだけ毎日頭を悩ましているにも関わらず、ブログからまったく商品が売れない現実を突きつけられている自分。一方で、ツイッターで成果を出している人は、血眼になりながら頑張っているようには見えなかったのも事実なんです。

こんな状況にいた私。

「本当に、頑張らなくても売れる方法があるんじゃないか…?ただ、自分の努力の方向性が間違っているんじゃないか…?」

このとき初めて、自分がしてきた努力に疑問を感じたんです。

マンガの中で、主人公は「売れない時計を売る」という難題にチャレンジしています。

スマホが登場してから、一気に市場が縮小した腕時計。そんな現状を「商品を買う理由」という新しい価値を付与することで打開していく。レッドオーシャンの中にいながら、新たな価値を想像してブルーオーシャンに変化させて商品を売るという手法に、私は気づきを得ました。

「自分のような新規参入者が、周りと同じことをやっていても勝てないんだ。たしかに、ツイッターでも成果が出ないと嘆いている人は、既に同じような発信をしている人が周りに大勢いる。一方で、成果を出している人は、みんなと同じような発信の中にも、その人独自の強みや実績という価値があるようにも見える!」と。

これは、私が本書から気づきを得た、ごく僅かな部分のエピソードです。

その他にも「冬の北海道でマンゴーを育てる」をテーマに、ファンをつくることでリピーターを獲得する方法。

「行列のプリン屋が赤字の理由」をテーマに、競合と戦うときに効果的な、弱者の戦略。

今振り返っても、これらの戦略を知ったからこそAmazonアソシエイトで年間売上1,000万円を達成することができたと言えるほど、めちゃくちゃ役立つ内容でした。

私は、本書の内容を実践して、はじめてこれまでの努力の方向性が間違っていたことに気づきました。そして、この間違いを修正したからこそ、2018年の5月以降は連続して毎月数万円の収益を得ることができるようになったのです。

「ブログで商品を紹介してるのに、まったく売れない…」

こんな、当時の私と同じような悩みを抱えている方は、ぜひ一度本書を手に取ってみてください。きっと、ブログから商品が売れるきっかけとなると気づきが得られるはずです!

…と、ここまで話をしてきたのが、自分の体験を伝えたときの参考例です。今のエピソードを読んでいて、私の文章に惹きつけられたような気がしませんか?(笑)

まさに、今のあなたが感じてくれたことが体験を伝えたときの効果なんです!

それこそ、「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」を読みたくなったのではないかと思います。例として紹介してしまったので胡散臭いかもそれませんが、この本は本当に私のブログ人生を大きく変えてくれた本なので、めちゃくちゃおすすめであることを添えておきます。

セールスライティングで一番大切なことを難しい言葉として伝えるよりも、実際にあなたに感じてもらうほうが早いと思ったので、このような書き方をしてみました。でも、この話を通じてなんとなくセールスライティングの方法に気づいてくれたのではないかと思っています。

これらを、ひと言で表現したのが「あなたの体験を伝えること」なのです!

あなた自身が商品を手にとって、どのように感じたのか。そして、どのように変化したのか。これを記事の中に詰め込んでいけば、読者の共感を得られ、次第に商品が売れるようになっていくのです。

まとめ

最後に、セールスライティングの書き方をおさらいしておきましょう!

セールスライティングの書き方
  1. ターゲットを明確にする
  2. 商品のメリット・デメリットを記載する
  3. あなたの体験を伝える

まずは、ターゲットを明確にすることで、特定の人に対して記事を届けることを意識する。そして、紹介する商品はメリットだけでなく、デメリットも添えて紹介する。最後に、あなたの体験をエピソードとして伝える。

ひとつの記事でこの流れが完成することで、商品が面白いように売れるようになるのです!

売れる商品の数もそうですが、それ以外にも広告をクリックした人のうち、商品を購入する人の割合である成約率(コンバージョン率)の向上も期待できます。

私のメインブログ「ミニ四駆改造アカデミー」では、Amazonや楽天などの物販アフィリエイトをマネタイズの柱としていますが、コンバージョン率の平均は10%を超えています。これも、今回紹介したセールスライティングの結果と言えます。

Amazonアソシエイトの成約率Amazonアソシエイトの成約率

特に、3つ目に紹介した「あなたの体験を伝える」ことが非常に重要であることを理解して頂けたと思います。「商品がまったく売れない…」とお悩みの方は、ぜひこれら3つの方法を意識しながら実践してみてください。次第に、商品が売れていくブログに変化していくはずです。

エピソードとして紹介した「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」もあわせて活用して頂ければ、私が実践しているセールスライティングについて、より理解を深めることができます。

今回の記事が、あなたのブログを「売れるブログ」に変えるきっかけになれば幸いです!