「Googleアドセンスに申請しても、なかなか合格できない…」
この疑問を、解決に導きます!
本記事では、Googleアドセンスに合格したいとお悩みの方にやるべきことをまとめました。
私が初めてGoogleアドセンスを申請したのが、2017年の夏。メインブログの「ミニ四駆改造アカデミー」でした。
その後、複数のブログを開設して、これまで5つのブログすべてにおいてGoogleアドセンスに合格しています。直近では、2021年1月から運営を始めた「YOYOMANIAX」で合格。このブログは、たった7記事で申請しましたが、無事に合格しています。
今回は、これまでの経験から導いたGoogleアドセンス合格のための秘訣を解説します。これを読めば、Googleアドセンスに合格できる日が近くなること間違いなしです!
では、まいります!
【大前提】GoogleクローラーがWebページを巡回している
Googleアドセンスに合格するために、まずは大前提として「クローラー」がWebページを巡回していることを知っておかなければなりません。
Googleはインターネット上に溢れている情報を「クローラー」と言われるプログラムによって収集しています。それらの収集した情報をデータベースに登録(=インデックス)しているのです。
そのため、ブログの見た目だけを整えることができたとしても、実際はクローラーが読み込む内部データが整っていなかったということも想定されます。とはいえ、私のようなプログラムの知識がない人にとっては、何をすれば良いのかも分かりませんよね。
そこで、おすすめなのが有料テーマです。
WordPressには、ブログのデザインを簡単に整える「テーマ」という機能があります。そのテーマの中でも、有料で販売されているテーマの多くには「SEO対策済み」と掲げているものが多数存在します。
Googleアドセンスに何度も申請しているにも関わらず、全然合格できないという方。そんな方は、一度有料テーマを試してみることをおすすめします。
本記事で紹介した施策をすべて実行すれば、これまでの経験上、合格できるはずです。しかし、どうしても合格できないという方は、有料テーマの恩恵に授かるのもアリ。
SEO対策済みと掲げている有料テーマは、Googleクローラーに対してデータが認識しやすい構造に整えられているようです。以下は、私が愛用しているテーマ「JIN」のSEO対策についての紹介です。
・Googleがクロールしやすい
「パンくずリスト」や「メニュー」を始めとしたGoogleに構造を伝えるための仕組みももちろん採用しています。検索エンジンにサイトをインデックスするのは「クローラー」というロボットの役目ですが、そのクローラーがサイト内を巡回しやすくしておく準備が必要です。そういった準備は本テーマにはすでに施されているということですね。
・ユーザーが使いやすいUIを追求
2017年以降はユーザー体験(UX)がSEOにおいて大きな比重を占めるようになってきました。本テーマは「ユーザーが読み進めたくなるUI(ユーザーインターフェース)」を追求し、SEOにおける上位表示を後押しできるように作成しました。
有料テーマの多くは、これらのSEO対策が施されています。有料テーマの購入=合格とは言えませんが、少しでも合格に近づくための手段として、検討する価値はありですね。
Googleアドセンス合格のためにやること
これまでにGoogleアドセンスに5回合格した経験から、合格に向けてやるべきことをまとめました。
- ブログのデザインを整える
- プロフィールやプライバシーポリシーを作成する
- 記事は10記事以上書く
- カテゴリを作る
- ディスクリプションやキーワードを設定する
それぞれ、詳しく解説します!
【やること①】ブログのデザインを整える
まずは、何よりもブログのデザインを整えておくことが大切です。
他人のブログを見たときに、デザインがズレていたりサイドバーに不要なコンテンツが残っていたりしているのを見た記憶はありませんか?
特に初心者にありがちな失敗がコレ。
トップページに「メタ情報」が残っていますね。
メタ情報が残っているのを見た瞬間「あ、このブログは作ったばかりなんだな」と思われてしまいます。こんなブログは、初心者感丸出しです。
ここで、ブログを見てくれる読者の目線で考えてみましょう。
読者がブログに訪れたときに見にくいデザインだったら、あなたはどうしますか?とりあえず、すぐ閉じてしまいますよね。
当たり前ですが、デザインが整っていないブログはすぐに離脱されてしまいます。つまり、デザインが整っていなければ、記事を読まれる以前にチャンスを逃してしまうということ。
ただ、「ブログをがっつりカスタマイズしましょう!」とは言いません。
やることは、至ってシンプルです。ブログのバナーやアイキャッチ画像を作成したり、不要なコンテンツを消したりといった最低限のことだけ。これだけでも、見違えるほどデザインは洗練されます。
ちなみに、バナーやアイキャッチ画像の作成に慣れていない方は、Canvaを使ってみることをおすすめします!YouTubeのようなパッと目を引くテンプレートが豊富に揃っています!
Canvaなら、数十万点以上あるテンプレートの中からお気に入りのものを選び、簡単にオリジナル画像を作ることが可能です。私は、今でこそイラストレーターを使いながら画像を作成していますが、ブログを始めた2017年〜2020年頃までCanvaを使って画像を作成していました。ちなみに、Canva Proの契約は今も継続しています。ちょっとしたバナーやアイキャッチ画像の作成にとっても便利なんですよね。
ブログの見た目というのは、ブログに訪れる読者の体験、つまり「ユーザーエクスペリエンス(UX)」に対する課題です。読者がブログに滞在している間、心地よいブログなのかそうでないのかということは、読者の滞在時間に大きく影響します。
読者にストレスなく滞在してもらうことが、UXを向上させるために重要なのです。そして、UXの向上こそがGoogleアドセンスの合格に最低限必要なことなのです。
【やること②】プロフィールやプライバシーポリシーのページを作成する
2つ目は、プロフィールやプライバシーポリシーのページを作成すること。
「ブログを作ったら、とりあえず記事を書かなきゃ!」
この気持ちはとっても分かります。さらに言えば、ブログをやるなら最も大切なことでもあります。
ただ、Googleアドセンスの合格を目指すならば、話は別。
プロフィールやプライバシーポリシーは、不特定多数の方に情報を発信するブログにおいて、最低限整えておく必要があるのです。
ブログを書いている自分はどんな人物なのか。規約を守りながら運営をしているか。これらを読者やクローラーに伝える意味で、プロフィールやプライバシーポリシーが必要なのです。
特に、Googleアドセンスや他のアフィリエイトサービスでは、規約違反に対してとても敏感です。その理由は簡単。規約違反をしているブログに広告を掲載してしまうことは、広告主の価値を毀損してしまうことに繋がるからです。
例えば、あなたが広告を出したいと考えている企業の人の立場で考えてみましょう。あなたの会社の広告が、内容もデタラメで価値が全くないブログに掲載されていたら、どういう気持ちになりますか?
「もう、そのブログには広告を出さないでくれ!」と言いたくなりますよね。
一方で、ブログを書いている人が明確で、かつ規約違反もなく健全に運営しているブログならどうでしょう。言わずもがな、広告はこのようなブログに掲載したいですよね。
Googleは、広告主からお金を貰って広告を掲載しているため、広告主のイメージを毀損することは、なんとしても避けなければならないのです。
だからこそ、私たちのようにブログを運営する側として、ブログにプロフィールを紹介するページや規約を遵守していることを記載したページを用意しておく必要があるのです。
【やること③】記事は10記事以上書く
3つ目は、記事数について。
「Googleアドセンスに合格するには、一体何記事書けば良いのか?」という疑問は、誰しもが悩んでいることだと思います。
結論から言えば、最低10記事以上は用意しておくべきです。
一例として紹介させて頂くと、私が直近でGoogleアドセンスに合格した「YOYOMANIAX」は、7記事で合格することができました。ツイッターなどを見ていると、5記事程度で合格したような方もいますね。
ただ、初心者の方は、最低でも10記事以上の記事を書いてから申請することをおすすめします。なぜなら、記事が少なすぎると、コンテンツとして有益と判断しづらいからです。
私の場合、「YOYOMANIAX」がGoogleアドセンスに申請する5つ目のブログであったことや、これまで複数のブログで合格していた経験もあり、ある程度は合格に必要なことを理解しています。
客観的に見ても確実に価値のある独自コンテンツであるという自信もあって、1週間分の更新が済んだ時点で申請をしています。
ただ、ブログを始めたばかりの方でGoogleアドセンスに申請しても不合格になってしまう理由の多くは、コンテンツの質が足りていないことがほとんどです。
内部リンクの繋ぎ方も慣れていないからこそ、記事数で補うしかないのです。
そして、記事自体の構成も、読者が読みやすくしておく必要があります。ごく簡単に言えば、見出しを整えたりまとめを作ったり。記事を読んでいる方が、最後までテンポ良く記事を読めることが大切です。
記事の構成の作り方については、『【初心者向け】ブログ記事の書き方【テンプレートあり】』の記事で詳しく解説しています。コピペOKのテンプレートも用意しているので、構成が分からないという方はぜひ活用してみてください!
【やること④】カテゴリを作る
4つ目は、カテゴリを作ること。
10記事を公開したあとは、カテゴリを作成してそれぞの記事をジャンル分けしておくと、読者にとって分かりやすいブログに仕上がります。
例えば、当ブログでは、以下のカテゴリを用意しています。
- ブログ初心者入門講座
- ブログの教科書
- ブログのコツ
- 検証・分析
カテゴリごとに記事をまとめておけば、カテゴリ自体が読者を的確な記事に誘導するためのコンテンツとなります。カテゴリを作ったらバナーと合わせてブログのトップページに配置しておくと、より効果的です。
ただし、記事が少ないうちは、多くても2つくらいのカテゴリにしておきましょう。各カテゴリ内の記事が少なすぎると、当然コンテンツが少ないと判断されてしまいます。
私は、特化ブログばかり作成しているのでカテゴリ作成が基本作業になっていますが、もしあなたが雑記ブログを運営しているなら話は変わります。
雑記ブログかつ記事が少ないときにカテゴリ分けをすると、カテゴリごとの記事数が少なくなりすぎてしまい、かえって逆効果。それなら、カテゴリを作らない方がマシです。
考えるべきは、読者の利便性。
ブログのトップページから読者を誘導する際、カテゴリがあったほうが読者が迷わず期待する記事に辿り着けるのか否か。これを念頭に置きながら、カテゴリ作成を検討するのがおすすめです。
【やること⑤】ディスクリプションやキーワードを設定する
5つ目は、ディスクリプションなどを設定するということ。
Webページを作成する際、検索エンジンが適切にページの内容を把握できるように、メタタグでページの説明を記述したものをディスクリプションと言います。
簡単にいえば、記事を公開したときに「この記事は、どんな内容なのか?」をクローラーに伝える役割を担っています。この意味を理解しておらず、記事を公開するときにディスクリプションを書いていないブログが数多く見受けられます。
もしあなたが、ディスクリプションを書いていないというのであれば、すぐに書くことをおすすめします!なぜなら、ディスクリプションをしっかり書くことで、記事がどんな内容なのかをクローラーに対して明確に伝えることが可能になるからです。
例えば、Google検索に記事が表示されたとき、ディスクリプションがあるとタイトルの下に掲載されます。
最近では、Googleが独自に内容を要約する場合もありますが、まだ完全ではないようです。普段は、自ら設定したディスクリプションが表示されていることがほとんどです。
さらに、やるべきこととしてはディスクリプションだけではありません。記事のキーワード設定なども、しっかり書いておくと良いでしょう。
Googleのクローラーは、記事をHTMLなどの言語として捉えています。ディスクリプションやキーワードも、記事のソースを確認してみるとしっかりと登録されています。
もし、ディスクリプションやキーワードが書かれていない場合、これらの項目は空欄になってしまいます。これがないとGoogleアドセンスに合格しないかと言うと、そうとは限りません。ただ、項目として存在している以上、しっかり整えておくべきだと考えています。
記事を公開する前に、ディスクリプションやキーワードを書く。そして、クローラーが巡回したときに、漏れなく情報を伝えられる準備をしておく。あなたのブログを巡回するクローラーに対して、しっかりと情報を整えておくことが大切です。
まとめ
本記事で解説した内容は、私がGoogleアドセンスに7記事で合格したブログ「YOYOMANIAX」で行っていた施策です。それだけではありません。累計300万PVを突破したブログ「ミニ四駆改造アカデミー」においても、これらは最低限整えています。
極論として、ブログは記事の質を上げることがもちろんですが、その他にできることはすべてやっておく。これが、Googleアドセンス合格の近道です。
ぜひ、今回紹介したアドセンス攻略法を活用し、楽しいブログライフをお過ごしください!