「ブログのキーワードって、どうやって調べれば良いんだろう…」
この疑問を、解決に導きます!
本記事では、ブログのキーワードをリサーチする方法からキーワードの選定方法まで、図解で解説します。
記事で目指す完成形が、コチラ。
Googleなどのオーガニック検索からブログへの流入を増やすには、読者の悩みや疑問に直結するキーワードに基づいた記事を書くことが大切です。
逆に、キーワードをリサーチしてから記事を書くことで、最小限の労力で最大限のアクセス数を獲得することが可能です。
これを読めば、ブログのキーワードをリサーチする方法からキーワードの選定方法まで分かります。
では、まいります!
ブログのキーワードをリサーチする方法
ブログのキーワードをリサーチする方法で、一番のおすすめが「ラッコキーワード」と「キーワードプランナー」を組み合わせる方法です。
キーワードリサーチにおすすめのツールはラッコキーワード
最初に、ブログのキーワードをリサーチする方法を身につけましょう!
現在は、キーワードのリサーチに役立つ無料のツールがたくさん存在します。その中でも、一番使い勝手の良いツールが「ラッコキーワード」と呼ばれるツールです。
ラッコキーワードは、サジェストキーワードや関連Q&A、トレンド情報を一括で取得できる、とても優れたキーワードリサーチツールです。
次に、ラッコキーワードの使い方について、詳しく解説していきます。
ラッコキーワードの使い方
ラッコキーワードの使い方は、至って簡単です。
まずは、「ラッコキーワード」にアクセスし、検索ボックスに自身のブログで扱っているテーマのワードを入力してみましょう。ここでは、「エレキギター」を例に、実際にキーワードを取得していきます。
ラッコキーワードを使って、キーワードに対するサジェストワードを抜き出します。
ここで抜き出したキーワードが、実際にユーザーがGoogleなどで検索されたキーワードなんです。
つまり、検索からのアクセスを狙いたい場合は、これらのキーワードをもとに記事を書くことで、ユーザーの調べたいことを提供できるようになるのです。
リサーチに慣れていない方はラッコキーワードだけでもOK
キーワードのリサーチに慣れていない方は、ラッコキーワードで調べたキーワードをもとに記事を作成していくだけでも、SEOからの流入アップに繋げることができます。
ただ、この次に紹介する「キーワードプランナー」を併用することで、ラッコキーワードで取得したキーワードを最大限に活かすことができるんです!
なぜなら、キーワードプランナーでは、実際にGoogleでキーワードが検索されている回数である「検索ボリューム」を調べることができるのです。検索ボリュームが分かると、どのキーワードを優先して記事を書けば良いのかが分かります。
例えば、検索ボリュームが100に満たないようなキーワードは、そもそも検索される回数が少ないのであと回し。逆に、検索ボリュームが1,000を超えるようなものは、競合も多い。それなら、検索ボリュームが100以上〜1,000以下のもので記事を書いていこう!といったように、検索ボリュームを見ながら優先すべき記事が分かるようになります。
キーワードリサーチに慣れていない方はラッコキーワードだけでもOKですが、効率的に記事を書きたいと考えている方は、ぜひチャレンジしてみてください!
おすすめはGoogleキーワードプランナー
キーワードプランナーは、Google広告が提供しているツール。広告を出したい方が、どんなキーワードを狙って広告を出すかを考えるときに使うリサーチツールです。
ただ、キーワードプランナーを使う前に、ひとつだけ注意点があります。それは、キーワードプランナーを使うなら、広告を出稿するのが良いということ。
実は、キーワードプランナーをそのまま使おうとしても、ざっくりした検索ボリュームしか表示されないんです。
一方で、キーワードプランナーを提供しているGoogle広告に出稿すると、詳細な検索ボリュームまで表示されるようになります。
Google広告に出稿すると、キーワードプランナーで検索ボリュームの詳細を確認できる。
「広告出稿って、お金がかかるのか。それなら辞めておこうかな…」
こう考えてしまうかもしれません。
でも、大丈夫!たった200円程度の広告を出すだけでも、詳細な検索ボリュームを見ることができるんです。
せっかくキーワードプランナーを使うなら、Google広告に少額でも良いので広告を出稿することをおすすめします。
キーワードプランナーの使い方
ここからは、キーワードプランナーの使い方を解説します。
まずは、「ラッコキーワード」で取得したキーワードをコピーします。ラッコキーワードの右上にある「重複除去」のタブを押して、キーワードをコピーしましょう。
次に、「キーワードプランナー」にアクセスして、キーワードプランナーの右側にある「検索ボリュームを調べる」を選択。
表示されたボックスの中に「ラッコキーワード」でコピーしたキーワードを貼り付け、「開始する」を押すと、それぞれのキーワードに対する検索ボリュームが表示されます。
データを見やすくするために、見出しをクリックして検索ボリュームが多い順に並び替えましょう。
あとは、キーワードプランナーで調べたデータをGoogleスプレッドシートに出力するだけ。
これで、キーワードの検索ボリュームのリサーチは終了です!
キーワードプランナーで取得した検索ボリュームを加工する
最後に、キーワードプランナーで取得したデータを、スプレッドシート上で加工していきます。不要なデータを消したり、見出しをつけたりしながらデータを加工することで、より使いやすいデータが完成します。
まずは、スプレッドシートを開きましょう。このままでは、見出しが英語で何が何だか分かりませんよね。
リサーチに最低限必要なデータは「Keyword(キーワード)」と「Avg. monthly searches(検索ボリューム)」だけです。その他の列はリサーチに不要なので、消しておきましょう。
すると、以下のようなデータが残ります。
不要なデータを消したら、残ったデータを使いやすく加工します。私は、記事作成の管理がしやすくなるように、以下の見出しを作成しています。
- 作成
記事の公開有無の管理 - キーワード
キーワードの管理 - 検索ボリューム
検索ボリュームの管理 - タイトル
実際に書いた記事のタイトル管理 - キーワード
記事公開時に設定したキーワード管理
この設定をするだけで、書く記事の管理だけでなく、公開した記事の管理までできるようになります。
まずは、スプレッドシートの一番左に列を追加します。追加したら、列を選択して「チェックボックス」を設定。
次に、検索ボリュームの数字を見やすくします。C列を全て選択して、「表示形式」→「数字」→「数値」を選択します。
そのまま、「小数点以下の桁数を減らす」を2回押して、表示を整数にします。
最後に、一番上に行を追加し、「作成」「キーワード」「検索ボリューム」「タイトル」「キーワード」という見出しを追加します。
これで、管理しやすいデータが完成です!
キーワードの選定方法
データが完成したら、あとはキーワードをもとに記事を書いていきます。
「どのキーワードから書けば良いのか分からない…」
こんな方は、まずは検索ボリュームが100程度のキーワードから記事を書き始めることをおすすめします!
検索ボリュームが100程度のキーワードから記事を書く
検索ボリュームが100程度のキーワードから記事を書くのは、ロングテールワードを狙えることが最大の理由です。
特に、ブログを開設したばかりの頃はドメインパワーが低いため、検索ボリュームが多いキーワードでは、上位に表示させることが難しいんです。ライバルが多いキーワードなら、尚更。
一方で、検索ボリュームが100程度のキーワードは検索される回数が少ない代わりに、ライバルも少ないので検索上位に掲載させやすいんです。
ブログを始めたばかりの方は、まずはロングテールワードをしっかり獲得することで、少ないながら安定したアクセス数を獲得することができるのです。
私のメインブログ「ミニ四駆改造アカデミー」では、まさにこの戦略でアクセス数を伸ばしていきました。
最初は、検索ボリュームボリュームが少ないキーワードを網羅しながら、アクセス数が集まってきたあとに検索ボリュームが多いミドルワードやビッグワードに関する記事を作成。その結果、今となってはほとんど更新していないにも関わらず、月に数万PV程度のアクセスを得られるまでに成長しました。
ブログを育てるなら、まずは少ない検索ボリュームで記事を上位表示させながら、次第に検索ボリュームの多いキーワードを狙う。
これが、ブログを始めたばかりの方がやるべき、王道の戦略です。
まとめ
- ラッコキーワードでキーワードを取得
- キーワードプランナーで検索ボリュームをリサーチ
- 検索ボリューム100程度のキーワードから記事を書く
「ラッコキーワード」と「キーワードプランナー」の合わせ技が、キーワードをリサーチする最強の組み合わせです!
ブログは、自己流で記事を書いているだけでは、アクセス数を増やすことはできません。逆に、キーワードをしっかりリサーチしてから記事を書くことで、最小限の労力で最大限の成果を得ることが可能です。
アクセスに伸び悩んでいる方は、まずは今回紹介した方法でキーワードをリサーチするところから始めてみてください。
キーワードのリサーチさえ済ませてしまえば、あとは執筆の作業量を増やすだけで、アクセス数が右肩上がりで増えていくこと間違いなしです!