私の趣味の一つに、読書があります。とは言っても、読んでいるジャンルはビジネス書がほとんどです。
たまに「ビジネス書は読書とは言えない」と言われたり、酷いものでは「ビジネス書を読むやつは成功しない」と言われることもあったりします。でも、果たして本当にそうでしょうか？私は違うと思ってます。
仮に、ビジネス書、特に自己啓発書を読んでいる人が成功しないというのが統計的に正しいとした場合、その原因は、たった一つ。本を読んだあとに行動していないからだと言えます。
自己啓発書って不思議なもので、読んでいるだけでやる気が湧いてくるんですよね。読み進めていけばいくほど頭の中で「あれもできそう！これもできそう！」という妄想が繰り広げられるんです。
でも、ここに落とし穴があります。頭の中で妄想していると、あたかも自分が将来的に上手くいきそうな感じがするんです。
副業を始めれば、来年の今頃には月1万円くらい稼げるようになっているだろう。温めていたアイデアで起業すれば、多くの人に受け入れられるかもしれない。
自己啓発書を読むとこんな妄想が繰り広げられますが、実際には一歩も進んでいないのです。妄想を繰り広げただけで何もしなければ、成功するわけないですよね。これが、自己啓発書ばかり読んでいる人が成功しないと言われる原因だと思います。
かくいう私も、自己啓発書を読んで妄想することも大好きですが、それだけで終わらないように意識しています。
何か学びがあれば、実際に自分の行動に取り入れてみる。新しいアイデアは、実際に試してみる。自己啓発書は、先人の知恵がたくさん詰まっています。これを上手く活用することで、自分の行動レベルも上げられるのです。
