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WordPressのブログはサイトやホームページと何が違うのか?【特徴や仕組みを徹底解説】

WordPressのブログはサイトやホームページと何が違うのか?【特徴や仕組みを徹底解説】
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「WordPressでブログを始めてみたいんだけど、サイトやホームページとは何が違うの…?」

この疑問を、解決に導きます!

ブログやサイト、ホームページといった言葉。これまで、意味を気にしたことなんて一度も無かったと思います。

リョウ
リョウ
私自身、WordPressでブログを始めるまでは、正しい意味を理解していませんでした。

せっかくWordPressに興味を持ったなら、これらの意味を改めて理解しておいて損はありません。実際に調べてみると「こんな意味だったのか!」と気づくはずです。

本記事では、2017年からWordPressを使ってブログを運営している私が、ブログやサイト、ホームページの違いについて、特徴や仕組みを徹底解説します。これを読んで、それぞれの違いを明確に理解できるようになりましょう!

では、まいります!

そもそもブログとは?

ブログという言葉は、インターネットを意味する「ウェブ」と記録を意味する「ログ」を組み合わせて生まれた言葉です。

ウェブ(Web)+ログ(Log)=ウェブログ(Weblog)

ブログの意味をたどれば、元々は「インターネット上の記録」を意味します。これが派生した現在では、以下のような意味をいいます。

個人の日記などを、簡便な方法で作成し、公開することができるウェブサイトの総称。

引用:weblio辞書

つまり、個人で情報を発信しているサイトは、ひと言で「ブログ」と表現することができるということです!

サイトとは?

サイトとは、ウェブサイトの略。インターネット上で様々な情報を提供するページの総称です。広義の意味では、ブログもサイトのひとつと言えます。

インターネット上で、さまざまな情報を提供するページやその集合。

引用:weblio辞書

サイトは、1ページで完結するものもありますが、複数ページをまとめてひとつの大きなサイトを構成している場合がほとんどです。これは、企業のサイトを思い浮かべてみると簡単です。

企業サイトには、商品の概要やイベント情報、企業情報まで様々なページがあります。これらがまとまって、一つのサイトを構成しているんですね。ブログも、企業サイトに似ている部分があります。

ブログの場合は、基本的に単体の記事が投稿されていきます。つまり、新着記事に記事が増えていくイメージですね。

でも、例えばこのブログ「ブログ研究所」のトップページを見渡してみると、単に個別記事だけではないことに気がつくはずです。

ブログ研究所のトップページブログ研究所のトップページ

プロフィールを紹介する記事もありますし、カテゴリを分類してひとまとめにしたコンテンツもあります。このように、ブログは複数のコンテンツ+個別記事で構成されているのが特徴です。

記事の投稿だけを考えると関連性のない記事が増えていくだけのように感じるかもしれませんが、実は投稿された記事同士が繋がって、ひとつのブログを構成しているのです。

ホームページとは?

続いて、ホームページについて。

ホームページとは、本来はブラウザを開いたときに一番最初に閲覧するウェブページのことを言います。GoogleやYahoo! JAPANなど、インターネットで検索しようとしたとき、最初に訪問するページです。

ウェブサイトのトップ(最上位)のページ。またはウェブページ自体の総称。本来は、ブラウザーを利用して閲覧する最初のウェブページのこと。

引用:weblio辞書

一方で、個人や企業が持つウェブサイトのことをホームページと表現することが多いですよね。これ、厳密に言えば間違っています。ホームページは、あくまでインターネットにアクセスするために閲覧する最初のページのことを言います。

つまり、これからブログを始めようと考えている方は、ホームページを開設するわけではなく、サイトを開設しようとしているのです。

「自分のページだからホームページ」であると思っていた方も多いはず。これを機に、正しい用語の意味を理解しておきましょう!

WordPressはコンテンツマネジメントシステムの一種

あなたがチャレンジしようとしているWordPressは、あくまでブログを構築するためのシステムの一つなんですよね。専門用語では、コンテンツマネジメントシステム(CMS)と呼ばれています。

そもそも、インターネット上にサイトを公開する場合、ブラウザに文書を表示させるためのマークアップ言語である「HTML」というタグを書く必要があります。ただ、多くの人はプログラミング言語はもちろん、このHTMLでさえ知らないのが現実です。

そこで、HTMLタグを書けない人でも簡単にサイトが作れるようにサポートするためのツールとして生まれたのが、WordPressをはじめとしたコンテンツマネジメントシステム=CMSなのです。

CMSが開発されたことで、ユーザーは直感的に記事を書いたりデザインを修正したりすることができるようになりました。CMSにより、専門知識がない人もHTMLタグを学ぶことなくサイトを運営することができるようになったのです。

WordPressのようなCMSを使うと、見た目的にはタグを書く必要がないように感じますが、これはあくまで見た目上の話。CMSの内部では、もちろんタグを書いているときと同じ動きが行われています。

ちなみに、CMSは何もWordPressだけというわけではありません。WordPress以外にも、世界中には数えきれないほどのCMSが存在します。ただ、その中でも最も使われているCMSがWordPressなのです。

世界中のウェブサイトのうち、なんと43.3%ものサイトがWordPressで構成されているという調査結果があります。

『WordPress is used by 65.3% of all the websites whose content management system we know. This is 43.3% of all websites.』

『WordPressは、私たちが知っているコンテンツマネジメントシステムを持つウェブサイト全体の65.3%で使用されています。これは全ウェブサイトの43.3%にあたります。』

引用:W3Techs

これほどまでにWordPressが使われるようになった背景には、WordPressが無償のオープンソースであったことが要因として挙げられます。

オープンソースとは、プログラミング言語で記述したソフトウェアやプログラムの設計図などのソースコードがインターネットに公開される仕組みのこと。オープンソースの最大のメリットが、まさにこれ。データが公開されているからこそ、世界中の誰でも無償で使えるようになったのです。

これにより、世界中のプログラマーはWordPressをベースにあらゆる機能を開発することが可能になりました。より使いやすいシステムにするために新機能が開発され、開発された機能が世界中に公開される。だからこそ、WordPressでは世界中のユーザーが公開した新機能を導入することができるのです。

WordPressは、オープンソースのCMSとして公開されたからこそ世界中の人が共有できるようになり、皆がより良いものを求めて開発してきたからこそ、今日まで進化を遂げてきたというわけなのです。

まとめ

リョウ
リョウ
最後に、ブログやサイト、ホームページの違いをおさらいしておきましょう!
ブログ ウェブログの略。個人で情報を発信するウェブサイトのこと。
サイト ウェブサイトの略。インターネット上で様々な情報を提供するページの総称で、ブログもサイトに含まれる。
ホームページ ブラウザを開いたときに一番最初に閲覧するウェブページのこと。

これまで、ブログ・サイト・ホームページをごちゃ混ぜに理解していた方も、本記事でそれぞれの違いがお分かり頂けたかと思います。

さらに、WordPressはコンテンツマネジメントシステムの一種であり、オープンソースとして公開されているからこそ、現在もたくさんの新機能が開発されている。WordPressが世界中の人に使われている理由についても理解できたはずです。

WordPressを使い始めると、分からないことがたくさん出てくるのも事実です。でも、これだけは多くの人に使われているからこそ、ほとんどの疑問はインターネットで調べるだけで解決することができるのです。

以上の理由からも、これからブログを作ろうと考えている方には、WordPressを使ってブログを開設することをおすすめします!

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