「ブログを始めたばかりの人は、PVと収益はどれくらいあるのかな?」
「今稼いでいる人が初心者だった頃は、どのくらいの数字だったんだろう。」
この疑問を、解決に導きます!
本記事では、私が初心者だった頃、最初に開設したブログのPVと収益を公開します。
2017年に人生で初めて開設したブログは、ミニ四駆の特化ブログ「ミニ四駆改造アカデミー」です。開設から4年が経過した現在は、累計で300万PVを超えるまでに成長しました!
アクセス数や収益は、最初から右肩上がりで増えていたわけではありません。途中の停滞期では数字が全く伸びなかったことがあります。
今回は、その停滞期にどのような対策を打ったのかについても併せて解説していくので、まさに今ブログが伸び悩んでいる方のヒントになる、ピッタリな内容に仕上げています。
これを読めば、アクセス数や収益が少ない初心者の時期をどう乗り越えれば良いのかが分かります。
では、まいります!
初ブログのアクセス数と収益推移
2017年7月から運営を始めた、私の最初のブログが「ミニ四駆改造アカデミー」という、ミニ四駆の改造情報に特化したブログです。
私が初めて作ったブログで、もちろん新規ドメインで運用を始めました。
まずは、アクセス数と収益の推移をまとめました。
最初は、3ヶ月目あたりからアクセス数が伸びていることが分かります。
次に、収益の推移について。
このブログの収益源は、GoogleアドセンスとAmazonアソシエイトや楽天などの物販アフィリエイト。ASPの純アフィリエイト広告は使っていない、よくあるブログです。
表を見ると分かるとおり、運営から10ヶ月後の2018年5月に月1万円の収益を達成しています。このときは本当に嬉しかったのを、今でも覚えています。
数字を伸ばした施策
表の中で、2017年12月や2018年3月、8月を見ると、一気に数字が伸びていることが分かると思います。このタイミングで実施した施策を紹介します。
- 【2017年12月】アイキャッチ画像を整えた。
- 【2018年3月】記事のトップにリンク広告を設置した。
- 【2018年8月】関連コンテンツが解放された。
それぞれ、詳しく解説します!
【2017年12月】アイキャッチ画像
正直なところ、ブログ開設当初は、記事を書くことに精一杯でした。
当時は「記事を書けばアクセスは増える」と勝手な解釈をしていて、特にアイキャッチ画像については作り方も分からなかったので、完全に放置していました。ただ、やはりアイキャッチ無しだとブログに記事が並んだとき、見た目がイマイチ良くないなと感じていたんです。
そこで、重い腰を上げて、これまで放置していたアイキャッチ画像の作成に取り掛かりました。とは言っても、当時はイラレなどの技術もなく、スマホのアプリで作る程度の簡単なものを、とりあえず作っていたんです。
それまでにアップした記事に、順番にアイキャッチを設定していく日々。すると、思いもかけないことが起こりました。
なんと、アイキャッチ画像を設定し始めたら、アクセス数が伸びてきたんです!
アナリティクスで確認してみると、直帰率が下がってきたのが分かりました。つまり、アイキャッチを設定したら、内部リンクで他の記事も読まれるようになったんです。
ここで、初めてアイキャッチ画像の重要性を知りました。
それまで、アイキャッチ画像を設定していなかったので、ブログトップページには同じ画像の記事が並んでいたんです。でも、これじゃあ横に添えてあるタイトルを読まない限り、どんな記事なのかが分からなかったんです。
それが、アイキャッチ画像を設定したことで、パッと見るだけで記事の内容が分かるようになり、それが読者の興味を惹くことに繋がり、直帰率の改善に貢献したのではないかと考えています。
【2018年3月】リンク広告を設置
2つ目は、タイトル下にリンク広告を設置したこと。
アドセンスの貼り方は常々議論されるところではありますが、この当時に、ブログ界隈ではリンク広告をタイトル下に貼ることが流行ってたんです。
ツイッターで情報収集していても、新たにリンク広告を貼った人は収益が伸びていたんです。そこで、同じようにリンク広告を設置してみたところ、その効果がしっかり現れました。
それまで、リンク広告に見向きもしなかったことには、理由があります。実は、リンク広告って、2回クリックされなければならない広告だったんです。
一度クリックされると、関連するキーワードが表示されて、そこからさらにクリックされることで収益になる仕組み。
広告を2回クリックすることは、ユーザーにとってかなり高いハードルだという先入観があり、多くの人はリンク広告を使っていなかったんです。
でも、蓋を開けてみれば意外にもクリックされやすいことが判明。それが話題になり、ブログ界隈でリンク広告が流行りました。
残念ながら、現在はリンク広告の提供が終了してしまったので効果は一時的なものとなってしまいましたが、それでもリンク広告というものが収益増加に貢献してくれたことに間違いありません。
【2018年8月】関連コンテンツ解放
3つ目は、関連コンテンツが解放されたこと。
関連コンテンツって、解放される条件が公開されてないんですよね。記事を書けば良いのか。収益が増えれば良いのか。全く分からないまま、運営していました。
やったことは、ただ一つ。ユーザーの役に立つ記事を増やし続けたこと。
ブログ運営からちょうど1年が経過した頃、関連コンテンツが解放されました。
解放されてすぐ、記事下に関連コンテンツを設置。すると、想像していたとおり収益が右肩上がりで伸びていきました。
おかげさまで、始めて単月でGoogleアドセンスの支払い最低額である8,000円に近い7,396円という金額に到達することができたんです。
関連する記事を自動でピックアップして、まとめて表示する関連コンテンツの効果は絶大でした。
ちなみに、あくまで参考程度ではありますが、関連コンテンツが解放された2021年8月までの累計記事数は48記事で、月間48,706PVでした。
【おまけ】新規ドメインのブログ推移【2021年開設】
私が最初にブログを開設したのが2017年。既に4年も前のことです。当時と今では状況が違うと言われてしまうかもしれません。
そこで、2021年にテストを兼ねて新規ドメインで運用を始めたブログ「YOYOMANIAX」のアクセスと収益の推移も、ここで紹介させて頂きます!
最新の情報なので、もしかするとコチラの情報のほうが、皆さんの参考になるかもしれません。
まずは、新規ブログの運営を始める前に考えていた条件から紹介します。
新規ブログの運営条件
- 2021年から毎日1記事、累計100記事まで毎日更新する。
- アクセス数ブーストのため、公式ツイッターを開設して記事の更新を告知。
- 100記事を更新したあとは放置してSEOの流入変化をモニタリング。
これら3つが、新規ブログを運営する際の条件でした。
次に、アクセス数と収益の推移をまとめました。
新規ブログのアクセス数と収益推移
3ヶ月目まではツイッターからの流入でアクセス数をブーストさせていましたが、次第にSEOの評価が高まってきたことで、8月には月間3,000PVを達成しました。
立ち上げから3ヶ月間だけ注力して、それ以降は放置していたことを考えれば、SEO対策が功を奏したと言えます。
新規ブログのマネタイズ方法
最後に、新規ブログにおけるマネタイズ方法を解説します。
マネタイズ方法は至ってシンプル。Googleアドセンスと物販アフィリエイトの2つです。
- Googleアドセンス+物販アフィリエイト
これらのマネタイズ方法について、詳しく解説します。
新規ブログのマネタイズ方法解説
アドセンスは、私のメインブログ「ミニ四駆改造アカデミー」で実績のあるレイアウトとして、記事上と記事下にレクタングルを設置。
物販アフィリエイトは、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイト、Yahoo!ショッピングです。これらのアフィリエイトは、バリューコマースで登録すれば1つのASPで売上管理ができるのでおすすめです。
2021年8月は、500円を超える収益が発生しました。内訳は、アドセンス1割に対して、物販アフィリエイトが9割です。
ブログ全体の構成は、本ブログで公開している「ブログ初心者入門講座」の検証も兼ねて、講座で説明したとおりに作り込みました。
SEO対策にしても、ラッコキーワードでキーワードをリサーチ。Google広告のキーワードプランナーで検索ボリュームを確認して、検索需要のあるキーワードを網羅しただけ。
つまり、検索順位を上げるための施策は、基本と言われる手法を守っていただけに過ぎません。
元々、ビッグワードですら検索ボリュームが20,000程度くらいの需要が少ないジャンルでした。それでも毎月3,000PVの流入が自然と得られるようになったので、SEOの流入を狙う新規ドメインでのスタートとしては上出来ではないかと思います。
新規ブログのターゲット選定やマネタイズ方法、SEO対策などの運営に関する手法は、全て「ブログ初心者入門講座」で公開しているので、ぜひご覧ください!
まとめ
ブログを始めたばかりの頃は、他人の数字が気になりますよね。でも大切なのは数字ではありません。数字が伸び悩んでいたときに、どのような施策を打ったのか。その効果がどうであったのかが重要なのです。
そのためには、まずは正しい数字と施策を知ることが大切。数字が曖昧だったり、想像だけで導き出した方法よりも、実際に試してどのような結果を得られたのかが分かる施策のほうが、再現性も高く、有効な施策であることは間違いありません。
皆さんも、私の過去の施策からヒントを得て、参考にできる部分はぜひ参考にしてみてください。一緒に、アクセス数や収益アップを目指して試行錯誤していきましょう!