「ブログでアフィリエイトしたいけど、記事の書き始めってどうやって書けば良いんだろう…」
この疑問を、解決に導きます!
記事を書くときに、何よりも大切なことがあります。それは、記事の書き始めで読者の心を掴むこと!
ツイッターなどのSNSから集客する場合は、あなたの人間性に惹かれて記事を読むことが多いのでそこまで重視しなくても大丈夫ですが、検索からユーザー、つまりSEOではこれがまったく通用しません。
検索からブログに訪れるユーザーは、タイトルくらいしか見ていませんよね。ぶっちゃけ、検索結果の上位に表示されているブログなら、どこでも良いんです。あなたのブログじゃなくても、悩みや問題が解決できればOK。
だからこそ、こんなユーザーに記事を読んでもらうには、文章力で勝負するしかないんです。そして、文章力で勝負するに当たって一番重要なのが「書き始めの文章」なのです。ここでユーザーの心を掴まなければ、即離脱されてしまいます。
本記事では、記事の書き始めで読者の心をガッチリ掴むライティング方法を解説します。これを読めば、読者の離脱率を改善して読まれるブログを作れるようになります。
では、まいります!
記事の書き始めで読者の心を掴むポイント
記事の書き始めで読者の心を掴むポイントは3つあります。
- 記事の内容を明確に伝える
- ユーザーに寄り添う
- 読み終えたあとの変化を伝える
それぞれ、詳しく解説します!
【ポイント①】記事の内容を明確に伝える
ひとつ目のポイントは、記事の内容を明確に伝えること。
この記事にはどんな内容が書かれているのか。これを最初に伝えましょう。本記事では、以下のような文章で記事の内容を伝えています。
本記事では、記事の書き始めで読者の心をガッチリ掴むライティング方法を解説します。
あなたも、こんな経験はありませんか?
「Google検索で見つけた記事を読んだとき。最後のほうまでスクロールして流し読みしてみたけど、知りたい情報が書かれてなさそうだから検索に戻った。」
良くある話ですが、このような記事は多くの場合、何が書いているのかが明確になっていません。これでは読者は直ぐに離脱してしまいます。記事に何が書かれているのかが明確ではないので、ユーザーの立場でも不親切な記事ですよね。
そこで、まずは冒頭で記事の内容を伝えるのが効果的なんです。
- 〇〇な悩みが解決できる。
- 〇〇に関する情報が分かる。
この記事を読んだときに何が分かるのかを明確に提示しておくことで、ユーザーは安心して記事を読み進めることができるようになります。
【ポイント②】ユーザーに寄り添う
2つ目は、ユーザーに寄り添うこと。
SEO、つまり検索から訪れるユーザーは「この記事を書いた人は誰なのか?」なんていうことは一切気にしていません。何度も言いますが、知りたいことだけ分かればそれで良いんです。
究極的には記事の冒頭に答えだけ書いておけばOKとなりそうですが、人間はそこまで合理的ではありません。なぜその答えに辿り着いたのか。意外とプロセスも気になるんですよね。
そこで効果的な方法が、ユーザーに寄り添うこと。具体的には、悩みを解決する記事なら、過去のあなたの失敗談を交えて書くのが効果的です。
記事の冒頭で、〇〇について書かれていることが分かったユーザー。その先を読んだときにあなたの失敗談が掲載されていたとき。
「あ、この人も同じ失敗をしてきたんだなぁ」
こう感じるのはごく当たり前のことですが、ユーザーはこの失敗をもとに答えが導き出されているんだなぁと、無意識のうちに理解するんです。
検索から訪れるユーザーは「誰が記事を書いたのか?」なんて気にしないとお伝えしました。ただそれでも、目の前にあるのがたとえ文章だけだとしても、親近感が湧きますよね。人間って、そういうものです。ここで答えだけを並べていたら、こうはいきません。
文章で読者の心を掴むには、こんな小さな積み重ねが非常に重要なのです。
【ポイント③】読み終えたあとの変化を伝える
3つ目のポイントは、読み終えたあとの変化を伝えること。
本記事でいうと、この部分です。
これを読めば、読者の離脱率を改善して読まれるブログを作れるようになります。
「この記事を読むと、あなたは〇〇できます。」
この文章では、「未来が変化する」という期待をユーザーに感じてもらうことを目的としています。たったひとつの文章ですが、こんな意味を持たせているんです。
なぜなら、この文章でユーザーが記事を読む理由を増やせるからなんです。
検索から訪れたユーザーは「〇〇に関する情報を知りたい!」と思って記事を読み始めますよね。ユーザーは、悩みの答えを知りたいと考えています。これは、ユーザーが既に認識している悩みである「顕在ニーズ」と呼ばれるもの。
一方で、多くのユーザーは「その情報を知ると未来がどのように変化するのか?」ということまでは考えていません。
だからこそ「ユーザーのあなたはまだ知らないとおもいますが、これを読むと実はこんな未来が手に入りますよ!」という、ユーザー自身も気づいていない「潜在ニーズ」を掘り起こすのです。
この潜在ニーズを掘り起こすことが記事を読む理由を増やすことに繋がり、ユーザーは必然的に記事を読んでくれるようになるのです。
悩みの解決方法だけ分かれば良いと思っているユーザーに、記事を読んで得られることをプラスアルファとして伝える。たったこれだけでも、ユーザーの行動を変えることができるのです。
まとめ
最後に、読者の心を掴む3つのポイントをおさらいしておきましょう!
- 記事の内容を明確に伝える
- ユーザーに寄り添う
- 読み終えたあとの変化を伝える
人間の行動って、本当に合理的じゃないんですよね。今回の内容って、実は心理学にも通じている話なんです。
ユーザーに記事を読んでもらう。ユーザーに商品を購入してもらう。どちらも、文章だけでユーザーの行動を変える必要があります。つまり、ブログでアフィリエイトするなら、心理学を学ぶのもユーザーの行動を変えるための方法として効果的なんですよね。
人間は合理的に行動しないという考えをもとに、経済学と心理学を組み合わせながら人間の行動を分析する「行動経済学」と呼ばれる分野があるのですが、アフィリエイトにめちゃくちゃ役に立ちます。
特に、行動経済学という言葉を初めて知ったという方におすすめの本があります。それが「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」です。
人は、なぜそれを買うのか。
安いから、質がいいから。
そんなまっとうな理由だけで、人は行動しない。
そこには、より人間的で、深い原理が横たわっている。
引用:ヘンテコノミクス
この本は、人間が合理的な行動をしない理由や、その裏に隠された心理を分析しながら効果的な訴求方法を教えてくれる一冊です。
漫画形式で話が進んでいくので、めちゃくちゃ理解しやすいのが特徴です。というか、読んでいるだけでもめちゃくちゃ面白い本に仕上がっています。
行動経済学の観点で、様々な状況下においてユーザーが行動する仕組みを理解しておくことは、アフィリエイトで商品を売るときに大いに役立ちます。今回の記事を読んでみて、心理学に少し興味を持った方は、ぜひ手に取ってみてください!