「よく見かけるまとめ記事って、どうやって書けば良いんだろう…」
この疑問を、解決に導きます!
Googleで「〇〇まとめ」というキーワードで検索してみると、たくさんのまとめ記事が出てきますよね。それらを見てみると、テーマに関連する記事がたくさん紹介されています。
「まとめ記事は、あるテーマに悩んでいる人としては、悩みを一度に解決できる便利な記事なのではないか?」
まさに、そのとおりです!まとめ記事があれば、読者の悩みをスムーズに解決することができるのです。
本記事では、まとめ記事の書き方について解説します。これを読めば、まとめ記事の書き方が分かるとともに、ブログのメインコンテンツを増やすことができます。
では、まいります!
まとめ記事とは?
そもそも「まとめ記事って、何?」と思った方。実際にまとめ記事を書いていく前に「まとめ記事とはどのような記事なのか?」という疑問について解説します。
まとめ記事とは、あるテーマに関する情報をひとつの記事にまとめて紹介する記事のこと。
「これを読むだけで、すべてが分かる!」
こんな謳い文句が、まとめ記事には似合います。
実は、私のブログでもまとめ記事を活用しているんです。ここでは、実際に私が書いたまとめ記事を2つ紹介します。
「ブログ初心者入門講座」では、これからブログを始めようと思っている方やブログを始めたばかりの方に向けて、記事をまとめました。
- WordPressブログの作り方
- 最初の1記事目の書き方
- テーマのカスタマイズ方法
このまとめ記事だけ読めば、ブログ初心者がWordPressで初めての記事を投稿できるように仕上げています。ブログ立ち上げから投稿までの流れを提示しているということですね。
「ブログ初心者書き方講座」では、「ブログを始めてみたものの記事の書き方が分からない…」という方に向けて、記事をまとめました。
- 商品が売れる記事を書くために必要な考え方
- テンプレートを使った記事の書き方
- セールスライティングの方法
このまとめ記事を読めば、記事の書き方に重要な考え方から、セールスライティングの方法まで分かるように仕上げています。記事数の目安を提示して、読者のレベルに合わせた記事を順を追って紹介するという方法でまとめました。
これら2つは、本ブログで実際に書いているまとめ記事です!
まとめ記事には、情報を体系的に組み立てられるというメリットがあります。読者の方に、1から順番に学んでもらえるということですね。
実は、初心者の方に多い悩みのひとつとして、「何から始めれば良いのか分からない」という悩みが挙げられます。
Googleで検索すればたくさんの情報が見つかりますが「ぶっちゃけ、どの情報から順番に進めていけば良いのかが分からない…」と悩んでしまっています。こんなときに、まとめ記事が役立ちます。
まとめ記事さえ見ておけば、とりあえず悩みに関する基本的な知識は網羅できる。より深い情報が必要な方を内部リンクで繋げた記事に誘導する。これが、まとめ記事の役割です。
- 関連する情報を網羅して薄く広く理解してもらう
- より深い情報が必要な場合は内部リンクの記事を読んでもらう
まとめ記事の役割を理解したところで、実際にまとめ記事の書き方をみていきましょう!
まとめ記事の書き方
まとめ記事を書くまでには、3つのステップがあります。
- まとめ記事にするテーマを選ぶ
- 関連する記事をピックアップする
- 記事を要約して内部リンクで繋げる
それぞれ、詳しく解説します!
【ステップ①】まとめ記事にするテーマを選ぶ
ひとつ目は、まとめ記事にするテーマを選ぶこと。
これまでに書いた記事の中に似ているテーマで書いた記事が複数ある場合は、まとめ記事として成立します。
例えば、私が作成したらまとめ「ブログ初心者書き方講座」では、その名のとおりブログの書き方をテーマとしてまとめを作成。直近では、収益化を目指すブログにおけるライティング方法を記事にしていたので、これらをひとつのまとめ記事として成立させました。
まとめ記事を作るうえでは、テーマをひとつにまとめられなければ意味がありません。
「似ているテーマの記事がない…」
このような方は、今後まとめ記事を作成することを念頭におきながら記事を書いていきましょう!
ポイントは「ターゲットとしている読者は、何に悩んでいるのか?」を考えること。ターゲットの読者が知りたいと思っていることを体系的に学ぶことができるような、読者にとって「これは役立つ!」と思われるテーマを選ぶことが重要です。
まとめ記事には、まとめ記事の役割があります。ただ単に記事をまとめるだけでは意味がないんですよね。
知りたいことが一発で分かる。これが、まとめ記事の役割。そのために、読者に対して「これさえ読めばすべて分かる!」といった内容で仕上げておくことが、結果として役に立つまとめ記事に繋がるのです。
【ステップ②】関連する記事をピックアップする
2つ目は、関連する記事をピックアップすること。
テーマが決まったら、そのテーマに沿った内容の記事をピックアップしていきましょう。
ポイントは「どんな順番で記事を読むと、読者は一番理解できるのか?」を考えておくこと。
何も考えずにあなたが公開している記事からピックアップしても、記事同士の順序がバラバラで話が繋がらなければ、読者は混乱してしまいます。だからこそ、複数の記事を順序立てて紹介していくことが大切なのです。
まず似ているテーマの記事をピックアップしたら、記事の内容を再確認してみましょう。記事を読んでみて流れが悪いと感じる部分はリライトしておきましょう。
とは言っても、リライトって意識してやらないと、いつまで経っても手をつけずに放置してしまいがちなんですよね。「時間ができたら一気にリライトしよう!」と思っていても、リライトをする時間が訪れることはありません。
そこで、まとめ記事用に記事をピックアップしたタイミングでリライトしておくことをおすすめします!複数の記事の繋がりを考えながらリライトするので、これまで内部リンクで繋がっていなかった記事もリライト次第で内部リンクを繋げることができることがあります。
せっかく記事の内容を再確認できるきっかけを得たなら、活用しない手はありません。ぜひリライトも兼ねて、記事の内容をチェックしてみましょう!
【ステップ③】記事を要約して内部リンクで繋げる
3つ目は、記事を要約して内部リンクで繋げること。
「ブログ初心者書き方講座」を見て頂ければ分かるように、各記事のタイトルを「見出し3」に設定しながら記事の内容を要約。そのあとに、記事を内部リンクで設置しています。記事を要約することで、読者の方が記事の内容が必要か否かを判断できるように仕上げているのです。
単にタイトルだけで必要な記事なのかを読者が判断することは難しいですよね。だからこそ、記事の要約を添えることで、読者が記事を選びやすくなるという利点があります。
記事を要約するのは難しいですが、実は色々なところで使えるんですよね。例えば、記事の最後にまとめの項目を作るときにも使えるのはもちろん、ツイッターで記事の告知をするときにも役立つ。特に、ツイッターを併用しながらブログを運営するうえでは、要約力は必須のスキルです。
日頃から要約力を鍛えておけば、ツイッター経由のアクセス数も増やしていくことができるのでおすすめです。
見出し3に記事のタイトルを設定して要約を書き、最後に内部リンクを添える。
要約を書いておくことで、興味を持った読者は内部リンクから記事を読んでくれます。つまり、一人当たりのPV数もアップするということ。まとめ記事をきっかけに、PV数を獲得することができるのです!
まとめ記事のパターン
次に、まとめ記事のパターンを2つ紹介します。
- 記事をまとめる
- 商品をまとめる
それぞれ、詳しく解説します。
【パターン①】記事をまとめる
まとめ記事で最もオーソドックスなパターンは、あなたがこれまでに書いてきた記事をまとめること。本記事で解説してきた方法が、まさにコレなんです。
記事をまとめるメリットは、まとめ記事に訪れた読者を適切に誘導することができること。私のように「〇〇講座」といったコンテンツを用意したい方には、超絶おすすめの方法です。
そのためにも、まずは記事数を増やしておくことが必要です。「何を書こう…」と悩んで手を止めるよりも、まずはガムシャラに記事を量産しながら、最終的にまとめ記事で整える。これは、ブログを始めたばかりの方におすすめの方法です。
もちろん、質が高い記事を書いてまとめるのが理想ではありますが、どうしても記事を書くことに慣れるまでは、数をこなす必要があります。数をこなしてこそ、文章力はアップするのです。
たくさんの記事を書いたあとに、各記事をまとめ記事用にリライトしながら整える。これで、あなたの文章力は爆速で成長していきます。
悩む前に、まずは手を動かす。
これを意識しながら、まずは記事数を増やしていくことを目的にブログを運営。その後、記事がある程度揃ってきたタイミングでまとめ記事を作成し、内部リンクで読者を誘導していきましょう。
【パターン②】商品をまとめる
2つ目のパターンは、商品をまとめること。
これは、ガジェットブログなどによく使われているパターンです。王道のやり方は、あなたが紹介したい商品をランキング形式でまとめること。ランキング形式のまとめ記事は収益に直結する記事になるので、持てる知識をすべて記事に中に落とし込んでいきましょう。
ランキング形式でまとめ記事を書く場合、「読者は何を目的にまとめ記事に訪れるのか?」を考えておく必要があります。
例えば、読者がBluetoothイヤホンを探しているとしましょう。単に、目的のBluetoothイヤホンがある読者なら、まとめ記事を読む必要はありません。それこそ、Googleで調べるときは商品名で検索しますよね。
では、読者がまとめ記事を読む理由は一体何なのか。その答えは「たくさんの商品を比較・検討したい」という心理です。
Bluetoothイヤホンには、どんな種類があるのか。性能の違いは何なのか。価格帯はいくらぐらいなのか。それらをパッと比較できるのがまとめ記事。
Bluetoothイヤホンに関するまとめ記事を探している方は、Bluetoothイヤホンを比較して一度にすべてを知りたいと思っているのです。だからこそ、ランキング形式で商品を比較しながら紹介することに効果があると言えるのです。
例えば、Bluetoothイヤホンの価格をメインにランキングを作れば、予算からBluetoothイヤホンを探している方にとってはまさに知りたい情報ですよね。性能でランキングを作るのも同様です。これらのまとめ記事のタイトルは「値段が安いコスパ最強のBluetoothイヤホンランキングトップ5」や「高音質なBluetoothイヤホントップ3」のようなタイトルがピッタリです。
その他のテクニックとして、単にランキングをつけるのではなく、星の数で評価をつける方法もあります。星3つなら「★★★☆☆」と表すことができますよね。
WordPressのテーマには、ランキング形式で商品を紹介できる機能が備わっているものがあります。それこそ、私がメインで使っている「JIN」は、とてもカッコいい装飾があるのでおすすめ。
- 星5つの装飾例
- 星3つの装飾例
単に文字で表したものと比べても見た目が派手になるので、よりランキング感が増していますよね。WordPressのテーマは、このように自分が使いたい機能から選ぶことも可能なのです。
まとめ
ブログのまとめ記事の書き方について、おさらいしておきましょう。
まとめ記事を書くまでには、3つのステップがあります。
- まとめ記事にするテーマを選ぶ
- 関連する記事をピックアップする
- 記事を要約して内部リンクで繋げる
さらに、まとめ記事のパターンがコチラ。
- 記事をまとめる
- 商品をまとめる
あなたのブログで公開している記事をまとめるのか。アフィリエイト商品をもとにまとめるのか。きっかけによって、まとめ記事の作り方は異なります。
ただ、どちらにせよ忘れてはならないのが「これを読むだけで、すべてが分かる!」という記事を作ること。読者は、知りたいことを一度で解決できる記事を読みたいのです。
「これさえ読めば一発ですべてが分かる」と言えるまとめ記事を書きながら、読者を狙った記事に誘導してみてください。まとめ記事を効果的に活用できるようになれば、収益アップも夢ではありません。現に、私の特化ブログ「ミニ四駆改造アカデミー」では、まとめ記事を作成してから収益が大幅にアップしています。
本記事の内容を何度も読み返しながら、まとめ記事の作成にチャレンジしてみてください!