「ブログの導入文って、どうやって書けば良いんだろう…」
この疑問を、解決に導きます!
いざ、ブログを書こう!と思ったとき。タイトルを考えてみたけど最初の文章が上手く書けないというのは、よくある悩みのひとつです。
私自身、ブログを始めたばかりの頃は、導入文の書き方が分からなくて困っていました。そこで、多くの先輩ブロガーさんのブログをひたすら読み込んで勉強したんです。すると、読みやすいブログの導入文には3つの共通点があることを発見しました。
本記事では、私が実践している導入文の書き方を紹介します!これを読めば、ブログの導入文の書き方が分かります。
では、まいります!
ブログの導入文(リード文)の役割
ブログの導入文の書き方を知る前に、そもそも導入文とは何なのか?という導入文の役割を把握していなければ、効果的な導入文を書くことはできません。そこで、まずは導入文について簡単に解説します。
導入文とは、記事の冒頭にある文章のこと。書籍で言えば「はじめに」に当たる部分です。この導入文には、非常に重要な役割があるんです。
その役割とは、読者が記事を読むときに一番最初に目にする文章であること!導入文がしっかり整っていないと、読者はその先を読むことなく離脱してしまうんです。
例えば、本屋で立ち読みしたときを思い出してみてください。最初の何ページを読んでみて、なんか違うなと感じてすぐ棚に戻した経験はありませんか?まさに、この行動と同じです。
一方で、たまたま目にした文章が興味深いものだったら、その先まで読んでみたい気持ちになりますよね。ブログの導入文で相手の心を惹きつけられれば、記事の内容まで読んでもらえるようになるのです。
つまり、あなたの記事が読まれるか否かは、導入文の仕上がり次第と言っても過言ではありません!これが、最初に把握しておきたい導入文の役割です。
ちなみに、導入文のことをリード文と呼ぶこともあります。呼び方が違うだけで、意味は同じです。ブログではリード文と呼ぶほうが一般的なように感じますが、本記事では導入文という呼び方で話を進めていきたいと思います。
ブログの導入文の書き方
早速、導入文の書き方について解説していきます。
本記事の導入文で、読みやすいブログの導入文には3つの共通点があると言いました。この共通点を、導入文を書くための3つのポイントとして解説していきます!
- 記事には何が書いてあるのか
- 筆者はどんな人なのか
- 記事を読むと何が変わるのか
それぞれ、詳しく解説します!
【ポイント①】記事には何が書いてあるのか
ひとつ目のポイントは、記事には何が書いてあるのかを明確にすること。
これを理解するために、まずは読者がブログに訪れるまでの流れを考えてみましょう!
SEOでもSNSでも、まず最初に記事のタイトルをみて記事を読むか否かを判断しますよね。そして、記事のタイトルを見たときに「なんか良いことが書いてありそうだ」と感じたら、とりあえず記事を開いて最初に書いてある数行を読む。これが、読者がブログに訪れるまでの流れですね。
大切なのは、最後。
「とりあえず記事を開いて、最初に書いてある数行を読む。」
この文章が、まさに導入文です。
このタイミングで、読者は「この先の内容を読むべきか、辞めるべきか」という分岐点に立たされます。
導入文に興味深いことが書いてあれば、そのまま内容まで読み進めます。でも、導入文に大したことが書いていなかったとき。ソッとブログを閉じて、また他の記事を探しますよね。
この読者の行動から分かることは、導入文には記事の内容を示すことが大切だということ!
導入文を読んだとき、記事の内容に興味を持ってもらえれば次のスクロールに繋がるということ。次に繋げるためにも、導入文には記事の内容を興味深く紹介しておきましょう!
本記事を例にすると、冒頭の文章がこれに当たります。
「ブログの導入文って、どうやって書けば良いんだろう…」
この疑問を、解決に導きます!
まず、読者が最初に目につく文章に「この記事は、このような悩みを抱えている方に向けた記事ですよ」という情報を記載しています。
さらに、導入文の末尾には以下の文章を添えています。
本記事では、私が実践している導入文の書き方を紹介します!
まずは最初の文章で読者の心を掴みながら、どのような内容の記事なのかを提示しています。このような導入文により、読者の方に「この記事の内容は〇〇です」ということを明確に伝えることができるのです。
【ポイント②】筆者はどんな人なのか
2つ目のポイントは、筆者はどんな人なのかを伝えること。
本記事では、以下の部分に当たります。
私自身、ブログを始めたばかりの頃は、導入文の書き方が分からなくて困っていました。そこで、多くの先輩ブロガーさんのブログをひたすら読み込んで勉強したんです。すると、読みやすいブログの導入文には、3つの共通点があることを発見しました。
読者の立場として考えてみるとよく分かりますが「この記事は一体どんな人が書いたのか?」ということは非常に重要なポイント。
どこの誰だか分からない人が書いた文章では、記事の信憑性がありません。ぶっちゃけ、文章だけならなんとでも書けてしまうので、誰が書いたかを読者に伝えるのは非常に難しいんですよね。
たとえ自慢できる実績ばかりを並べたとしても、コツコツと信用を積み重ねていなければ、相手にしてもらえません。そこで、自分がどんな人なのかを読者の方に伝えるときにおすすめなのが「自らの失敗談を伝える」こと!
失敗談って、読者の方も割とイメージしやすいんですよね。なぜなら、同じような失敗をしていて困っているから。
見た目の良い実績ばかりを並べている人と失敗談をもとに記事を書いている人では、圧倒的に後者の方が親近感が湧きやすいんです。これは、私自身がこれまでたくさんのブログを読んできた中で、実際に感じたこと。
つまり、成果を上げた実績も大事ですが、その実績を理解してもらえるまでは、失敗談をきっかけに記事を書いていくほうが読者に読んでもらいやすくなるというわけです。
例えば、私も特化ブログで累計300万PVを達成したという実績はあるものの、やはりそれだけを大々的に紹介したところでなかなか伝わらないんですよね。ただ、私の場合は根底に「ブログが大好き」ということとブログを始めたことで人生が好転していったという経験があります。
せっかくブログを始めた方が上手くいかずに辞めてしまうのはもったいない。だったら、自分の失敗を伝えながらブログを始めたばかりの方をサポートして、一緒にブログを楽しんでいきましょう!という想いがあるので、失敗談をよくネタにしています。
単に、失敗談を書いておけば記事を読んでもらえるというものではないのですが「なぜ失敗談を書くのか?」という目的を明確にしておくのが大切。目的が明確に定まっていれば、実際に試した結果が成功か失敗かが分かります。
逆に、目的もなく書いただけでは、それが成功なのか失敗なのかを判断することができませんよね。だからこそ、ひとつひとつの行動に目的意識を持って取り組むことで、効果の検証が可能になるのです。
私が失敗談を書きながら自分がどんな人であるかを伝えているように、あなたも導入文で自分を表現してみてください。
失敗談だけが成功パターンではありません。積み重ねてきた実績はもちろん、現在チャレンジしていること。目指している目標。様々な文章のパターンを試しながら、離脱率の変化を分析してみてください。きっと、あなただけの勝ちパターンが見つかります!
【ポイント③】記事を読むと何が変わるのか
3つ目のポイントは、記事を読むと何が変わるのかを伝えること。
読者の方が記事を読む理由は、悩みや知りたいことを解決すること。つまり、記事を読んだあとにどのような変化を得られるのかが重要です。記事から何も得られないのであれば、それは時間の無駄ですよね。
そこで、記事を読んだあとに読者にどのような変化が期待できるのかを伝えるのです!
本記事では、このような文章を添えています。
本記事では、私が実践している導入文の書き方を紹介します!これを読めば、ブログの導入文の書き方が分かります。
この記事を読んだあなたは、ブログの導入文の書き方が分かる。これが、読者にもたらす変化なのです。今はブログの記事をきっかけに紹介していますが、これはアフィリエイトにも当てはまります。
例えば、ブログでアフィリエイトの商品を売りたいときは、その商品を購入することで読者の方の生活がどのように変化するのかを伝えることで、読者の商品に対する期待度を上げることが可能。
あなたの記事やおすすめ商品を手にしたら、未来がどう変化するのか。これはまさに、どんなビジネスにも通用する本質です。
「ブログのコツは、読者の立場になって記事を書くこと」
これは、ブログの書き方としてよく言われていることですよね。ただ、これだけでは漠然としているので理解しづらいこともあったのではないかと思います。
私自身、読者の立場になって記事を書くことを理解するまでに非常に多くの時間を費やしてきました。
「読者の立場って、何だろう?」
この言葉に、とても悩まされていたのです。
それこそ、ブログから商品を買ってもらいたいがために、ありもしない読者像を勝手に作り上げていた時期もありました。
「30代子持ち。共働きで平日は時間がない。仕事も残業が多くて週末には疲れ切っている。でも、〇〇を購入すれば、時短に繋がり、あなたの人生が大きく好転します!」
よくあるペルソナ設定です。ただ、こんな細かにペルソナを設定する必要はなかったんですよね。
ここまで細かく設定してしまうと、訴求する文章も「忙しい方におすすめの〇〇!」のような感じになってしまいます。このときに必要だったのは、細かいペルソナ設定ではなく、その商品を購入した読者の方にどのような変化をもたらすのかという期待を伝えることでした。
この記事を読んでくれたあなたは、もう大丈夫ですよね。
読者の立場になって記事を書くというのは、読者が記事を読んだあとにどのようなことを得られるのか。どのような変化が期待できるのかを、シンプルに伝えるということなのです。
たったこれだけで、記事を読んでもらえるようになるのはもちろん、アフィリエイトの商品も売れるようになる魔法のような方法なのです。
難しく考えず、読者にもらたす変化をシンプルに導入文に含めて記事を書きましょう!
まとめ
最後に、導入文を書くための3つのポイントを、おさらいしておきましょう!
- 記事には何が書いてあるのか
- 筆者はどんな人なのか
- 記事を読むと何が変わるのか
まずは、記事の内容を伝える。そして、その内容を伝えているあなたは、どんな人なのかを紹介する。最後に、記事を読んだあとに得られる変化を伝える。これこそが、導入文の書き方であり、多くの方に読まれる記事に仕上げるための極意です。
これら3つのポイントを抑えた導入文を書いていけば、必ず記事の滞在時間は改善されます。
ご覧のとおり、まさに今あなたに読んでもらっているこのブログでは、これら3つのポイントを抑えながら導入文を書いています。2021年の11月から運営を開始したブログですが、読者の滞在時間は既に1分30秒を超えています。
累計300万PVを達成した特化ブログ「ミニ四駆改造アカデミー」では、さらに長い滞在時間を記録することができています。
読者が一番最初に目にする導入文は、読者が記事に滞在するか否かを決める非常に重要な役割を担っています。
この記事で紹介したポイントを抑えながら、導入文を改善してみてください。それだけで、あなたのブログの滞在時間を改善することができるはずです!