「ブログ1ヶ月目から稼げる人って、いるのかな?…」
この疑問を、解決に導きます!
私は、「ミニ四駆改造アカデミー」というブログを運営していて、このブログは累計300万PVを突破しています。さらに、これまでのブログ経験をもとに、本ブログでブログ初心者向けに情報発信をしています。
そんな私も、これまで複数のブログを立ち上げては、失敗を繰り返してきました。
ただ、これらの失敗から学んだことがあります。それは、たとえ新規でブログを作った場合でも、1ヶ月目から多少なりとも収益を上げることは可能であるということ。
これからブログを始めようと思っている方。また、ブログを作ったばかりの方は、1ヶ月目から収益を上げることが可能なのか、気になるところですよね。
実は、2021年1月に「YOYOMANIAX」という新規ブログを立ち上げました。このブログは、たった数円ではありますが1ヶ月目から収益が発生しています。
本記事で、新規ブログのアクセス数や収益推移を紹介するとともに、1ヶ月目の運営方法を分析します!
これを読めば、1ヶ月目から収益を発生させた方法が分かります。
では、まいります!
新規ブログのアクセス数と収益推移
2021年1月1日から更新を始めた新規ブログ「YOYOMANIAX」の、収益推移がコチラ!
このブログは、SEOからの流入推移の実験を兼ねているため、運営をするうえで条件を設定していました。
- 100記事まで毎日1記事を更新する
- ツイッターで初期のアクセス数をブースト
- 100記事を更新したあとはSEOの流入に頼る
これらの条件をもとに運営を開始。100記事の更新が終わった4月以降は、ほとんど放置して検索順位が上がってくるのを待っていました。
結果として、アクセス数は増加傾向であるため、SEOに対する施策は成功していたと言えます。
新規ドメインから運営を始めたブログのひとつの例として、参考にして頂ければ幸いです。
1ヶ月目の運営方法を分析
では、ここからは運営方法を分析していきましょう。まずは、1ヶ月目がどのような運営方法だったのかを分析します。
- Googleアドセンスに合格
- 記事の更新
- SNSの告知
それぞれ、詳しく解説します!
【運営方法①】Googleアドセンスに合格
実は、そもそもアドセンスに申請するところから始まっています。
と言っても、私はこれまでに5つのブログでアドセンスに合格しています。この経験から、新規ブログでも7記事くらい書けば合格できる自信がありました。
そこで、毎日1記事の更新をしながら、7日目にアドセンスを申請。その後、1月11日に無事合格通知が届きました。
7記事(運営7日目)にアドセンスを申請し、合格。
Googleアドセンス合格のポイントは「量」より「質」
初心者の方は、アドセンスに合格することが最初の目標だと思います。
これまで5つのブログで合格してきた経験上、アドセンスに合格するには、間違いなく「量」より「質」が求められます。質が求められる理由は、Googleの立場から、もっと言えば、広告主の立場からアドセンスを捉えれば簡単に理解できます。
あなたが広告主だったら、次のどちらに広告を出したいと思いますか?
- 内容が薄っぺらいけど記事の量が多いブログ
- 記事は少なくても内容が濃くて読者の役に立っているブログ
断然、後者ですよね。広告主の視点から見ると、企業イメージにも関わる問題なので、量より質が求められることは明らかです。
一方、Googleの立場としてはどうでしよう?
Googleは、アドセンスを貼るブログを審査します。広告主は、基本的には広告を掲出するブログを選べません。つまり、この審査に通ったブログには、広告が表示される可能性があるんです。
そこから分かることは、Googleの審査次第で、広告主の広告が出稿される場所が決まるということ。
例えば、Googleの審査が緩くて内容の薄いブログが合格してしまった場合。広告主としては、そのブログに広告が配信されてしまう可能性がありますよね。
でも、広告主は、内容の薄いブログには広告を出稿すべきでないと考えている。
それでも広告が配信されてしまうとなれば、広告主からしてみれば、アドセンスに出稿することを躊躇せざるを得ない状態になってしまいます。そうなれば、アドセンスに出稿してくれる広告主も減りかねません。
Googleは様々なサービスを展開している企業ではありますが、収益の柱となっているのは、WebやYouTubeに掲出されるアドセンスの広告収入。つまり、Googleの審査が緩くて質の低いブログが合格してしまうと、巡りめぐって広告収入に依存しているGoogle自身の首を絞めることになるんです。
だからこそ、Googleはアドセンスを掲出するブログを厳しく審査することで、広告の価値が下がらないように努力をしているんです。
これが、アドセンスの審査に合格するために「量」より「質」が求められる理由です。
Googleアドセンス合格に向けた施策
では、新規ブログにおいてアドセンスに合格するだけの「質」を確保するにはどうすれば良いのか?
その答えは、「ターゲットを定め、一貫した記事構成を作ること」です。やり方をひと言にまとめると、「初心者向けの記事を体系的にまとめてコンテンツ化すること」です。
新規ブログでもこの方法を使った結果、アドセンスにたった7記事で申請して合格することができました。
【運営方法②】SEOを意識した記事作成
2つ目は、SEOを意識した記事作成。
初月から収益を発生させるには、どうしてもアクセス数が必要になってきます。さらに、どれだけ質の高い記事を書いたとしても、そもそもアクセス数を増やすには、ある程度の記事数が必要です。
ブロガーの間でも、「まずは100記事書け」ということをよく言われていると思います。
記事数を増やして、SEOの流入を増やす。これが、初月の収益発生に重要な要件であることは間違いありません。しかしながら、記事を更新したとしても、SEOの検索順位が上がらなければ、流入も見込めません。
そこで、新規ブログでは、SEOからの流入アップを目指し、以下の2つを重点的に実施することとしました。
- 毎日1記事を更新する。
- キーワードから記事を作る。
毎日1記事を更新しながら、キーワードを意識して記事を書く。これにより、SEOの流入アップを目指してきました。
当面の目標は、100記事の更新としました。つまり、2021年1月1日から約3ヶ月で100記事の更新が達成できるスケジュールです。
キーワードの抽出
毎日記事を書くために、まずはキーワードを抽出することから始めました。なぜなら、闇雲に記事を書こうとするよりも、効率的で効果的な記事を作ることができるからです。
キーワード抽出に使ったのは、「ラッコキーワード」と「キーワードプランナー」の2つです。
- ラッコキーワード
- キーワードプランナー
ラッコキーワード
まずは、「ラッコキーワード」を使って、ブログのジャンルに関するキーワードを確認しました。
そこから、ラッコキーワードの機能である「重複除外」のキーワードをコピー。
続いて、キーワードプランナーで検索ボリュームを調べます。
検索ボリュームを多い順に並び替えます。
キーワードプランナーで得られた結果をGoogleスプレッドシートに出力して、自分なりに見やすいように情報を加工しています。ここから、検索ボリュームを多い順に並び替え、記事を作成していきました。
キーワードは検索ボリューム100以上に絞る
記事作成の条件は、検索ボリューム100以上のキーワードとしました。
記事作成の条件は、検索ボリューム100以上のキーワード
検索ボリュームが数十程度しかないようなあまりにも小さいキーワードについては、費用対効果を考え、現時点での記事作成を見送っています。
その理由は、新規ブログのジャンルで、実際に様々なキーワードで検索してみたところ、ライバルがあまりいなかったこともあり、検索ボリューム100以上なら上位を狙えると考えたため。
ちなみに、新規ブログのジャンルでビッグワードと言われるキーワードの検索ボリュームは、月間2万程度。かなりニッチなジャンルですが、キーワードを意識してSEO対策をすれば、それなりのアクセス数を得られることが分かりました。
【運営方法③】SNSを活用した更新告知
3つ目は、SNSを活用した更新告知です。
今回は、ツイッターでブログの公式アカウントを作成して運用しました。SNSを使った意図は、SEOの評価が上がるまでのアクセス数のブーストです。
ツイッターでSEOの評価が上がるまでのアクセス数をブースト
SEOのような受け身の状態では、検索順位が上がらない限りアクセスは見込めません。そこで、ツイッターを活用。記事を更新したことを告知することで、SEOの順位が上がる前に、ツイッターからのアクセス数を増やすことに専念しました。
その結果、運営初月のアクセス数は660程度を獲得。
このように、ツイッターを活用することでまずはターゲットとしたユーザーからの認知を得ながら、コツコツとSEO対策を施したわけです。
100記事更新まで、ほとんど毎日のように更新告知を併用しながら運営した結果のアクセス推移がコチラ。
告知を行っていた3ヶ月目までは、順調にアクセス数が伸びていたことが分かります。
3ヶ月目以降は、当初の計画どおりSEOの流入状況をモニタリング。記事の更新はもちろん、告知も止めた状況でもアクセス数は伸びていき、8月には月間3,000PVを超えるまでに成長しました。
アクセス数に比例して収益も増えているので、100記事更新以降にほとんど放置していた割には、順調に運営できたと言えます。
フォロワーを増やすために有効な分析方法
ツイッターの運営方法として、最初はターゲットとしているユーザーをメインにフォローをしていきました。
アカウントの固定ツイートには、ユーザーが興味を持つであろう「まとめコンテンツ」のツイートを置いておきました。これにより、プロフィールページにアクセスしたユーザーが、フォローするメリットを提示しています。
プロフィールも、分かりやすさを重視しました。ユーザーがフォローしたときに、どんな情報を得られるのかを明確にすることで、フォロー率のアップを狙っています。
ここで、簡単にフォロー率について解説します。
フォロー率は、ツイッターアナリティクスで分析することが可能。
「新しいフォロワー」÷「プロフィールへのアクセス」で、フォロー率を算出できます。
新しいフォロワー÷プロフィールへのアクセス=フォロー率
この数字を見ながら、最低でも3〜4%のフォロー率を出せるようにプロフィールの文章を改善していきます。文章が少し違うだけでフォロー率が変化するので、高フォロー率を叩き出せるプロフィール作成に挑んでみてください!
まとめ
1ヶ月目の運営方法をおさらいしましょう。
- Googleアドセンスに合格
- 記事の更新
- SNSの告知
2021年から始めた新規ブログでは、これら3つに注力することで、1ヶ月目から収益を上げることができました。さらに、これまでのアクセス数と収益推移を見て分かるとおり、長期目線でも有効な施策です。
これからブログを始めようと思っている方。また、ブログを始めたけどまだ収益が発生していないという方は、ぜひ本記事で解説した施策に取り組んでみてください。きっと、早い段階で最初の収益を得ることができるはずです。
なお、ブログ運営の全体像を知りたい方は、「ブログ初心者入門講座」を参考にしてみてください。ブログ運営の基本をイチから体系的にまとめています。